グロッソ決勝弾 フィオレンティーナに競り勝つ

2010-03-07_- Stadio Artemio Franchi -FIRENZE-  h.6:00 p.m
≪FIORENTINA １－２ JUVENTUS≫
pt. 2：ジエゴ
pt.31：マルキオンニ（フィオレンティーナ）
st.23：グロッソ
(c)www.juventus
セリエでフィオレンティーナと、ELではフルハムとの連戦を前にしたユベントス。
この日、ザッケローニはデル・ピエロを休養させました。キャプテンマークを巻くのはトレゼゲ。システムはトレゼゲの後ろにカンドレーヴァとジエゴを敷く４－３－２－１。※
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■試合展開

前半
2分。開始早々、オフサイド気味にゴール前へ抜け出したジエゴにボールが通る。冷静にフェイントをかけ、フレイを横倒しにしたジエゴが先制ゴール。
(c)www.juventus

ただし前節に続いて、ボールをこねるジエゴの姿は変わらず。メロが相変わらず危なっかしいプレーを連発し、むしろフィオレンティーナのペースとなります。
口惜しくも、サイドを自由に使うマルキオンニが厄介。対峙するデ・チェリエの動きが疲労のために鈍いことも影響したか。

31分。クロスにあわせてヴィオラ攻撃陣がなだれ込み、マルキオンニの頭にヒット。１－１の同点に追いつかれる。

後半
ザッケローニが先に動く。後半の開始時にデ・チェリエout、グロッソin。また、左にジエゴを大きく開かせる。これによってルーズになっていた左サイドを引き締めた。
12分。フィオレンティーナ、バルガスout、ボラッティin。
23分。左サイドでジエゴがキープ。シソコがワンタッチでゴールエリアに侵入したグロッソヘ通す。トレゼゲをマークするために開いたシュートコースを狙い、グロッソはシュートを選択。ゴールネット天面に突き刺さり、逆転に成功。１－２。
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26分。トレゼゲout、イアキンタin。キャプンマークをキエッリーニが巻く。
　　　フィオレンティーナ、ザネッティout、ケイリソンin。
30分。シソコout、ポウルセンin。
34分。フィオレンティーナ、コモットout、デ・シルベストリin。

アディショナル・タイムは4分。
試合終了。
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最大☆☆☆☆☆で攻守・監督を寸評
■オフェンス☆☆
△ジエゴ：先制点を挙げたものの、やはりボールを持ちすぎの感。
×メロ：試合中に元チームメイトと談笑することはまだしも、ボールさばきのルーズさは目に余る。展開力を求めてはいかんというのに……。

■ディフェンス☆☆
×ゼビナ：不用意なドリブルチャレンジから、イエローカードを受けるに至った。
△マニンガー：ヴィオラのカウンターに釣り出されるシーンが目立った。マニンガーの責任ではないが……。

■チームマネージメント☆☆☆☆
選手の配置・交代のタイミングに安心。グロッソの投入は正解だった。

■この日のスカッド（４－３－２－１）※
  　　　ﾄﾚｾﾞｹﾞ
 　　　(st26'ｲｱｷﾝﾀ)
　ｼﾞｴｺﾞ  　　　ｶﾝﾄﾞﾚｰｳﾞｧ
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　　　ｼｿｺ　　ﾏﾙｷｼﾞｵ
(st30'ﾎﾟｳﾙｾﾝ)　
　　　　　　ﾒﾛ
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ﾃﾞ･ﾁｪﾘｴ　　　　　　　ｾﾞﾋﾞﾅ
(st1'ｸﾞﾛｯｿ)　
　　　ｷｴｯﾘｰﾆ　ﾚｸﾞﾛｯﾀｰﾘｴ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　ﾏﾆﾝｶﾞｰ

'k ´ー`)＜難敵相手の連敗を免れてやれやれ。ひと息つけますね。
※…クラブ公式HPでは４－３－１－２と表記されています。この場合はメンバー表に従うと、ジエゴがトップ下、トレゼゲとカンドレーヴァの2トップで臨んだことになります。