フルハムを一蹴！ ELベスト8へ近づく

2010-03-11_Stadio 'Olimpico' - Torino-  h.9:05 p.m
≪JUVENTUS ３－１ FULHAM≫

pt. 9：レグロッターリエ
pt.24：ゼビナ
pt.36：エトゥー（フルハム）
pt.47：トレゼゲ

やりましたー！
ヨーロッパ・リーグ準々決勝をかけての1stレグ。ミランとフィオレンティーナがチャンピオンズ・リーグから敗退した今、カルチョの面目をかけての戦いにもなりました。
プレミア中位の古豪フルハムをトリノに迎えたユベントスは、主力組をローテーション。デル・ピエロ、キエッリーニ、ブッフォンらのいないピッチで、キャプテンマークを巻いたのはマルキジオでした。

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■試合展開
プレミアらしく、ロングボールを前線のゲラとザモラにあわせる展開を好むフルハム。ボールの動きが簡単に読めるぶん、その2トップに対処できれば危険なシーンは少なくなる。
ふだんセリエで人口密度の高いプレイを強いられている選手たちにとって、比較的楽な試合展開だったのではないか。

前半
8分。右コーナーからジエゴのCK。レグロッターリエがヘッド弾。１－０。
25分。カンドレーヴァが自陣方向に戻したボールをゼビナが受け、そのままバイタルエリアへ侵入。ミドルシュートで追加点を挙げる。２－０。
36分。FKからエトゥーがシュート。ボールはレグロッターリエにパウンドしてゴールへ。２－１。
47分。ゴール前で混戦。トレゼゲがシュート、ボールはバーを叩いて再びトレゼゲの元へ。2度目のシュートはサリハミジッチをかすめ格好でゴールへ。３－１。

後半
サリハミジッチを下げてカモラネージを投入。
(c)www.juventus
61分。トレゼゲout、イアキンタin。
65分。レグロッターリエの右手ハンドから危険なシーン。この70分前後、フルハムはザモラにボールを集めて何度かユベントスゴールを脅かす。
75分。ポウルセンout、シソコin。
89分。ジエゴのミドルシュートからCKを得る。イアキンタが頭で合わせるがボールは枠外へ。

アディショナル・タイムは2分。
試合終了。
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最大☆☆☆☆☆で攻守・監督を寸評
■オフェンス☆☆☆
○カンドレーヴァ：ボール回しに存在感を発揮。ジエゴとの連携もまずまず。
○マルキジオ：得点シーンに絡むことはなかったが、よく前後動していた。

■ディフェンス☆☆☆
○ポウルセン：メロなんて要らないんですよ……。と言わんばかりの寡黙な仕事人ぶり。
○マニンガー：ブッフォンがいなくてもマニンガーがいる。
▽レグロッターリエ：彼のハンドはいつものこと。とはいえアウェーゴールを献上したのは事実上、彼のオウンゴール。

■チームマネージメント☆☆☆☆
ぬけぬけと「今季はシーズン前のバカンスがなかったので調子が悪かった」と発言したというメロを外し、快勝。
サリハミジッチ、カモラネージ、ポウルセンら復帰組を45分ずつ使って「慣らす」手法も気持ちいい。

■この日のスカッド（４－３－２－１）
　 　　　
 　　　ﾄﾚｾﾞｹﾞ
　　　(st16'ｲｱｷﾝﾀ)
　ｼﾞｴｺﾞ  ｶﾝﾄﾞﾚｰｳﾞｧ
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　ﾏﾙｷｼﾞｵ　　　　　ｻﾘﾊﾐｼﾞｯﾁ
　　　　　ﾎﾟｳﾙｾﾝ　(st1'ｶﾓﾗﾈｰｼﾞ)
　　　　(st30'ｼｿｺ)
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ｸﾞﾛｯｿ　　　　　　　　ｾﾞﾋﾞﾅ
　　ｶﾝﾅﾊﾞｰﾛ　ﾚｸﾞﾛｯﾀｰﾘｴ
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　　　　　ﾏﾆﾝｶﾞｰ

'k ´ー`)＜ああ、なんとも気軽に楽しめる一戦だったこと……。ちなみに、今回は公式の表示も４－３－２－１でした(笑)。