2月を無敗で終えられず－守備瓦解でパレルモに惨敗

2010-02-28_Stadio 'Olimpico' - Torino-  h.3:00 p.m
≪JUVENTUS ０－２ PALERMO≫
60分：ミッコリ（パレルモ）
81分：ブダン（パレルモ）

試合開始の時点でユベントスは41ptの4位、パレルモは40ptで5位。
CL圏内を争う重要な直接対決でしたが、足場を固めるチャンスを逃してしまいました。
(c)www.juventus
ヨーロッパ・リーグの2試合を挟み、連戦の疲れをにじませるデル・ピエロ。
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■試合展開
ブッフォンに続いてアマウリも負傷で一カ月以上の離脱となったユベントス。復帰したばかりのトレゼゲとカンナバーロを先発させる非常事態です。
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前半
～25分。ゲームはパレルモ陣内で展開。デ・チェリエとデル・ピエロを中心に、左サイドから押し込む展開が続く。
パレルモは粘りっこい守備でゴールを許さない。
30分。ジエゴがグラウンダー性のシュート。これ以外はボールを持ち過ぎる傾向の強い日だった。
35分～。攻め疲れたユベントスに対して、パレルモが押し返し始める。右SBのカッサーニが目立つ。

後半
59分。左サイド寄りのバイタルエリアに侵入したミッコリが右足を一振り。ボールは一度ゴール枠外に大きく跳び、鋭い弧を描いてファーサイドのネットに突き刺さった。０－１。
63分。ジエゴのFKからルーズボールをカンナバーロがボレーシュート。１－１の同点。かと思われたが、オフサイドポジションにいたデル・ピエロにボールが当たったとして、取り消される。
69分。パレルモのエルナンデスout、カバーニin。パレルモの意気上がる。
70分。絶妙なファウル受けからデル・ピエロのFK。ゴール左へ逸れる。
この時間帯、トレゼゲとジエゴが完全にフェードアウト。
80分。デル・ピエロout、パオルッチin。デ・チェリエout、グロッソin。
　　　パレルモのミッコリout、ブダンin。
81分。グリゲラからマニンガーへバックパス。ボールは中途半端な位置に転がり、詰めていたブダンが確保。飛び出したマニンガーをかわし、無人のゴールに蹴り込んだ。０－２。
89分。ジエゴout、ゼビナin。
パレルモはよく組織化され、個々の選手も持ち味を遺憾なく発揮した。
体力・精神力が付き、根負けした格好。
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最大☆☆☆☆☆で攻守・監督を寸評
■オフェンス☆☆
×ジエゴ：いつにもましてボールを持ちたがる。ワンタッチでのプレイを得意とするトレゼゲとまったく波長が合わず、揃って消える原因となったことは否めない。ブレーメン時代からのジエゴびいきである私ですら、首をかしげるナーバスさだった。

■ディフェンス☆☆
×グリゲラ：アヤックス戦で得た信頼を台無しにする痛恨のミス。

■チームマネージメント☆☆
この日の出来のジエゴを外せなかった点は不満。
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公式戦７試合目で遂に敗戦を喫したザッケローニ。コンディションの不足を嘆く。

■この日のスカッド（４－３－１－２）
　 　　　
 　ﾃﾞﾙ･ﾋﾟｴﾛ　ﾄﾚｾﾞｹﾞ
(st35'ﾊﾟｵﾙｯﾁ)
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　　　　ｼﾞｴｺﾞ
　　　　(st44'ｾﾞﾋﾞﾅ)
　　ｼｿｺ　ﾒﾛ　ｶﾝﾄﾞﾚｰｳﾞｧ
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ﾃﾞ･ﾁｪﾘｴ　　　　　　　ｸﾞﾘｹﾞﾗ　
(st35'ｸﾞﾛｯｿ)　
　　　ｷｴｯﾘｰﾆ　ｶﾝﾅﾊﾞｰﾛ
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　　　　　ﾏﾆﾝｶﾞｰ

'k ´ー`)＜ユベントスの出来以前に、パレルモがいい試合をしましたね。ミッコリ、バルザレッティ、ノチェリーノらの元気な姿を見ることができ、個人的には楽しい試合でした。それにしても、今季の4位争いは熾烈だこと……。