10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
10/09/12 サンプドリア [H]△3-3
10/09/19 ウディネーゼ [A]○0-4
10/09/23 パレルモ [H]●1-3
10/09/26 カリアリ [H]○4-2
10/10/03 インテル [A]△0-0
10/10/17 レッチェ [H]○4-0
10/10/24 ボローニャ [A]△0-0
10/10/31 ミラン [A]●1-2
10/11/07 チェゼーナ [H]○3-1
10/11/11 ブレシア [A]△1-1
10/11/14 ローマ [H]△1-1
10/11/21 ジェノア [A]○2-0
10/11/28 フィオレンティーナ [H]△1-1
10/12/05 カターニア [A]●1-3
10/12/12 ラツィオ [H]○2-1
10/12/19 キエーヴォ [A]△1-1
11/01/06 パルマ [H]●1-4
11/01/10 ナポリ [A]●3-0
11/01/16 バーリ [H]○2-1
11/01/23 サンプドリア [A]△0-0
11/01/31 ウディネーゼ[H]●1-2
11/02/03 パレルモ [A]●2-1
11/02/06 カリアリ [A]○1-3
11/02/14 インテル [H]○1-0
11/02/20 レッチェ [A]●2-0
11/02/27 ボローニャ [H]●0-2
11/03/06 ミラン [H]●0-1
11/03/13 チェゼーナ [A]△2-2
11/03/20 ブレシア [H]○2-1
11/04/03 ローマ [A]○0-2
11/04/10 ジェノア [H]○3-2
08-23 JUV1-0Chievo
08-30 Roma1-3JUV
09-12 Lazio0-2JUV
09-19 JUV2-0Livorno
09-24 Genoa2-2JUV
09-27 JUV1-1Bologna
10-04 Palermo2-0JUV
10-17 JUV1-1Fiorentina
10-25 Siena0-1JUV
10-28 JUV5-1そ
10-31 JUV2-3Napori
11-07 Atalanta2-5JUV
11-22 JUV1-0Udinese
11-29 Cagliari2-0JUV
12-05 JUV2-1Inter
12-12 Bari3-1JUV
12-20 JUV1-2Catagna
01-06 Parma1-2JUV
01-10 JUV0-3AC Miran
01-17 Chievo0-1JUV
01-24 JUV1-2Roma
01-31 JUV1-1Lazio
02-07 Livorno1-1JUV
02-14 JUV3-2Genoa
02-18 EL Ajax1-2JUV
02-21 Bologna1-2JUV
02-25 EL JUV0-0Ajax
02-28 JUV0-2Palermo
03-07 Fiorentina1-2JUV
03-11 EL JUV3-1Fulham
03-14 JUV3-3Siena
03-18 EL Fulham4-1JUV
03-21 Sampdoria1-0JUV
03-25 Napoli3-1JUV
03-28 JUV2-1Atalanta
04-03 Udinese3-0JUV
04-11 JUV1-0Cagliari
04-16 Inter2-0JUV
04-25 JUV3-0Bari
05-02 Catania1-1JUV
05-09 JUV2-3Parma
05-15 Milan3-0JUV
UEFA Champions Legue
09-15 JUV1-1Bordeaux
09-30 Bayern0-0JUV
10-21 JUV1-0Maccabi Haifa
11-03 Maccabi Haifa0-1JUV
11-25 Bordeaux2-0JUV
12-08 JUV1-4Bayern
9/27_Torino - Stadio Olimpico h. 03:00 p.m
≪JUVENTUS 1-1 BOLOGNA≫
ジエゴが先発で復帰、アレもベンチ入り!
となれば当然華々しい内容を期待したファンの前で、しかし「よくない」試合が行われてしまいました。
(c)www.juventus
「あちゃ~」という表情のチーロ・フェラーラ監督
先制点は23分、ゼビナがゴール前に持ち込んでシュート。GKに弾かれるも、ルーズボールをトレゼゴール!! という流れ。勝ちパターンです。
ところがそのあとがよくない。誠心誠意試合にのぞむボローニャに対し、集中力を乱したのはユベントスの側。ディ・バイオ※に再三の単騎突破を許し、モリナーロは相変わらずのモリクロスに加えてハンドまで犯し(スルーされた)、キエッリーニまでオウンゴールを起こす始末(ボローニャのオフサイドで取り消されたが)。
もっとも責められるべきは、同点弾を許す直接の原因となったメロのパスミス。
(c)www.juventus
攻守の蝶番として、欠かせない存在になったメロだが……
ホームで1-0なのに、ロスタイムのボール回しに失敗するユベントスなんて……実によくない。
次いで試合終了間際に、ボローニャを突き放す絶好の決定機を逃したジョビンコ。彼がジエゴと交代して以降、一転ボールがおさまらなくなったのは、16日のボルドー戦と同じ理由。足りなさすぎる。なんでこんな馬鹿の子になってしまったんだろう。はっきり言ってよくない。
ロスタイム93分からの顛末は次の通り。
メロが中盤でボローニャ選手にパス。カモラネージが必死にフォローして止める。FK。ボローニャがクイックリスタート。ユベントスは陣形が揃わずバラバラ。底抜けに悪い予感。ボローニャ、フリーの状態でクロス。ファーに飛び込んだアダイウトンに同点弾を献上。
とてもよくない。終わり。
(c)www.juventus
マルキジオ«These are the matches we must win»。 その通りです。
最大☆☆☆☆☆で攻守・監督を寸評
■オフェンス☆☆☆(ジエゴ交代前)、☆(ジエゴ交代後)
○トレゼゲ、ジエゴ、カモラネージ
×ジョビンコ、モリナーロ、メロ
・ジョビンコを甘やかしすぎ。もう22ですよ。彼がジエゴと交代してから、明らかにボールが落ち着かなくなった。ジエゴがいなかった期間に何も学んでいないということ。デル・ピエロからの絶好のパスを得点に結び付けられず、ボローニャの反撃を許す一因となった責任は大きい。あのな、誰のことを慮ってネドベドが「引退」したのか。デル・ピエロが動き出しを見て絶好の機会を演出したのか。創造力どころか、想像力がなさすぎる。"僕はトレクァルティスタ"という意識があるみたいだけれど、たぶん純粋なウインガーだと思うんだ
・モリナーロのクロスは相変わらずのモリクロスだった。見当違いの場所へ飛んでいくだけ。頼むから誰かにつないでおくれ
・メロのパス精度(というか状況判断)が危険ではないか、との憶測通り……。クオリティの高い選手であることは間違いないが、極端にルーズなときがある。初見での印象と変わっていない
■ディフェンス☆
○メロ、キエッリーニ
×モリナーロ、キエッリーニ
・16日のボルドー戦、23日のジェノア戦と同じ轍を踏んでます。両サイドを崩されすぎ
・モリナーロはね、ゴールエリア内で肘を上げちゃダメです。それ、ハンドっていうんですよ
・ディ・バイオ※の突破を止められず、あわやというシーンが3度はあった。とくにブッフォンがかわされ、無人のゴールを狙われた場面は完全にヤラれた! と思った……。あれはキエッリーニGJです。
・キエッリーニのオウンゴールはスルーしてよいものだったのか、どうか……。確かに、直前にボローニャ3選手がオフサイドの判定ではあるのだが
■チームマネージメント☆☆
・ジエゴ温存のためとはいえ、ジョビンコとの交代によってチームが著しく精彩を欠いたことは事実。ジエゴ不在時に機能するシステム構築が急務
・イアキンタ、グリゲラ、グロッソはバイエルン戦に向けて温存したんですよね? それなのにカモラネージをフル出場させたのはなぜだー。彼こそ休ませろ
・アレ400試合出場の節目だったのだけれど……
(c)www.juventus
■この日のスカッド(4-3-1-2)
アマウリ トレゼゲ
(84'デル・ピエロ)
ジエゴ
(59'ジョビンコ)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
マルキジオ メロ カモラネージ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
モリナーロ ゼビナ
(66'カセレス)
キエッリーニ レグロッターリエ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ブッフォン
'k ´ー`)<ネドベドout、ジエゴinで戦力のバランスは何とか保てたけれど、今度はジエゴに代わる戦力がないというオチ。
※アップ時点では、マルコ・ディ・バイオをディ・ナターレと記していました……。なんてこった。名無しのユベンティーノさん、ご指摘ありがとうございます!
ジェノア戦レビューは26日アップの予定です。
イアキンタすげええええ! クレスポかっけええええ!な一夜。というか午前5時。
'k ´ー`)<ガスペッリーニは偉大だわ。
以下9月27日21時追記
9/24_Genova - Stadio Ferraris h. 08:45 p.m
≪JUVENTUS 2-2 Genoa≫
いやあ、おもしろい試合でした。
-----------------------------------------------------
5分、左サイドからマルキジオがグラウンダーのクロス。ゴール前中央で待ち構えていたカモラネージはこれをスルー。突進するイアキンタがあわせていきなり先制点。
(c)www.juventus
しかしジェノアは慌てず騒がず、ガスペッリーニのカルチョを実践する。再三ユベントスのゴール前を脅かし、31分にはメストのヘッドで試合を振り出しに戻した。前半に限らず、この試合を通してジェノアが主導権を握っており、1失点のみで凌げたのは、FWフロッカリの不発のおかげ。ガスペッリーニはこれを見逃さず、後半開始からフロッカリに代えてFWクレスポを投入する。
73分、ゴール前30mからグロッソのFK。イアキンタがヘッドでジェノアゴールへ突き刺す。しかしオフサイドの判定をとられてノーゴール。イアキンタの身体はオフサイドライン上にあり、ほぼ白だったと思われるが……。
微妙な判定の直後、74分。ジェノアは一気にユーベ左サイドを突破し、クレスポへクロス。アルゼンチンの大型ストライカーは監督の期待にこたえ、かつてバティストゥータと並び称されたポテンシャルを存分に発揮。レグロッターリエとキエッリーニに前後を挟まれながらも、頭一つ競り出してゴール。お見事としかいいようのない、パワー・スピード・バランスが高い次元で発揮された一撃だった。
ユベントスはマルキジオに代えてジョビンコを投入するが、これといった展開の変化は見られず。このまま試合が終わるかと思われた86分、73分と同じような位置でカモラネージがFKを得る。ジョピンコが蹴りたそうな様子を見せるが、キッカーは同じくグロッソ。低いロビング性のクロスをキエッリーニが折り返し、81分に途中交代したばかりのトレゼゲが頭で押し込んで同点!
(c)www.juventus
ホームのジェノアに両サイドを完全に攻略されながらも、なんとか引き分けたユベントス。連勝ストップなんて小さな問題。この惨状を耐えて得た勝ち点1の価値は大きい。
-----------------------------------------------------
ジェノアのガスペッリーニ式3-4-3(攻撃時3-6-1、守備時5-4-1)は、スパレッティ・ローマのゼロトップに並ぶ新機軸なのかもしれません。古くはWMに近いのかしら。この組織が連動してうごめくと、画一的なゾーンプレスやマンマークでは対応できませんわ。ボールの動く先を止めることは難しいでしょう。サイドを運ばれる時に止められればいいのですが、なにぶん数が違うので、単純なワンツーで簡単に突破されてしまうシーンが目立ちました。とくに左サイドは現ユーベの大きなウィークポイント。ボルドー戦でもそうだったように、マルキジオもグロッソも比較的攻撃に重きを置くためにスペースが空きやすく、カウンターの餌食になりやすいのでしょう。マルキジオの貢献度はけっして低くないのですが、ネドベドのもたらしていた安定感に比べると、相手チームから見て攻め易きこと確かでしょう。うーん、これはCLバイエルン戦が恐ろしいことになって来たぞ。
最大☆☆☆☆☆で攻守・監督を寸評
■オフェンス☆☆☆
・イアキンタの決定力、カモラネージの構成力、マルキジオの推進力。この三銃士のはたらきは見事。
■ディフェンス☆
・チーロはレグロッターリエにラインコントロールを放棄させたのか? ニコラ個人の動きも(以前のように)さっぱり
・両サイドを崩されすぎ。ロッベン&リベリに対応できそうもないが、どうする?
■チームマネージメント☆☆
・選手交代が後手後手。点を獲りに行く姿勢を明確にするガスペッリーニの後塵を拝した。マルキジオとジョビンコの交代の時点で、トレゼゲも投入するべきだったのでは
・今季、明らかにイアキンタとアマウリの連携がよくない。アマウリはスランプに陥っているのではないだろうか? とくにメンタル面で
・イアキンタのゴールをオフサイドで取り消された際に、チーロの反応が鈍い。ボルドー戦でもそうだった。このあたりが「経験のなさ」なのか、それともチーロの気質なのか。
(c)www.juventus
「I am disappointed with the draw but happy with the performance」。
いやいや、この展開で満足してたらアカンよ。ガスプ先輩にやられっぱなしですよ、チーロ。
■この日のスカッド(4-3-1-2)
アマウリ イアキンタ
(81'トレゼゲ)
カモラネージ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
マルキジオ ポウルセン メロ
(75'ジョビンコ)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
グロッソ グリゲラ
キエッリーニ レグロッターリエ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ブッフォン
'k ´ー`)<負けに等しいドロー。でもクレスポがかっこよかったのでイイんです……。ヘッドこそストライカーの勇敢さの証だと思っています。
9/19_TORINO - Stadio Olimpico
Saturday, September 19, 2009 - h. 08:45 p.m
≪JUVENTUS 2-0 LIVORNO≫
CLボルドー戦のHOMEドロー、故障者続出という状況の中で、暗澹としした雰囲気もあったユベントス周辺。この試合で勝利を導いたのは、イアキンタ、マルキジオ、カモラネージの活躍と、GKジャンルイジ・ブッフォンの好パフォーマンスあってのことでした。
(c)www.juventus
8分、カモラネージからのアーリークロスをイアキンタがどんぴしゃりのヘッドで押し込み先制。
(c)www.juventus
すっかりエースの貫録をまとい始めたヴィンツェンツォと仲間たち。
ブッフォンの好判断でリヴォルノの攻撃を弾き返しつつ、試合は進行。
30分。カモラネージからのボールをゴール左サイドで受けたマルキジオ。コースのない角度ながら、チップキックでGKの上を抜くループシュート。まるでボルドー戦終了間際のチャンスを鏡に映したようなシーンです。あの一戦では外しましたが、きっちり枠内に収めました。
(c)www.juventus
この日は攻守に冴えわたっていたクラウディオ君。
以後、ジョビンコに代えてデ・チェリエを投入するまで不安定な-ブッフォン頼りの-マズい守備が続きますが、リヴォルノの決定力不足にも助けられて4連勝。結果だけは最上級です。
ところでグリゲラは故障者リストに入っていたはずですが……ゼビナを差し置いて先発フル出場ということは、完全復帰なんでしょうか。早いなあ。
何はともあれ、1.5軍的な構成で全勝を守ったユベントス。次節は23日、強敵ジェノアとのAWAY戦です。
最大☆☆☆☆☆で攻守・監督を寸評
■オフェンス☆☆☆
○カモラネージ、マルキジオ
×ジョビンコ
・カモラネージの存在感がすばらしい
・マルキジオは飛び出しセンスを発揮
・ジョビンコは……ボルドー戦と同じ過ちを繰り返しただけ……
■ディフェンス☆☆
◎ブッフォン!!!!!
△グロッソ
×レグロッターリエ
・ユベントスにスーパーグレートゴールキーパーがいる幸せ
・グロッソは攻撃参加後のフォローに難あり。グリゲラも同様か
・ニコラがいるのにオフサイドの発効回数がまるでなかった。簡単にPA内へ侵入を許し、シュートまで持ちこまれていた
■チームマネージメント☆☆☆
・不発アマウリに代えてトレゼゲの先発。ゴールこそ奪えなかったが、その気配は存分にうかがわせた。健康的な競争力を維持するために、よい選択だったと思われる
・ジョビンコにセカンドチャンスを与え、やはりフィットしないとデ・チェリエ投入⇒4-4-2へシフトという理に適った戦術変更
■この日のスカッド(4-3-1-2)
イアキンタ トレゼゲ
(79'アマウリ)
ジョビンコ
(60'デ・チェリエ)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
マルキジオ ポウルセン カモラネージ
(70'マッローネ)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
グロッソ グリゲラ
キエッリーニ レグロッターリエ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ブッフォン
'k ´ー`)<デッレ・アルビの芝造園課は仕事してるんスかね。まるで定着していないんですが……。走ればボコボコ、蹴ればボロボロ。あれでは選手が膝や腿、足首を痛め続けるのも納得ですよ。新スタジアムができるまでの辛抱なのだろうか……。
チーロ・フェラーラ監督はブッフォンとともに会見にのぞみ、15日のUEFAチャンピオンズ・リーグ:ボルドー戦でゼビナが復帰すること、デル・ピエロとジエゴは出場できないことを明らかにしました。
しかしよいニュースも。
日のラツィオ戦で負傷したジエゴは、当初15日の離脱を要するとみられていました。チーロいわく、7日あればオーケーだそうだ。ジェノア戦には間に合うんじゃないか、とのこと。
……残念ながらユベントスのメディカル陣は信用できないので、焦らずに余裕を持った方がよいとは思いますが。
(c)www.juventus
チーロ「ボルドーで危険な選手はグルキュフとシャマクだね。とくにグルキュフはACミランでも重要なはたらきを見せていたし-つまりイタリアのサッカースタイルを知っているからね。それに、フランスに戻ってからも高いクオリティを維持している。もちろん、我々ユベントスだって彼らに勝るとも劣らないレベルを持っていると確信しているよ」
■ボルドー戦召集メンバー
1 Buffon
2 Caceres
4 Felipe Melo
5 Cannavaro
6 Grosso
8 Marchisio
9 Iaquinta
11 Amauri
12 Chimenti
13 Manninger
15 Zebina
16 Camoranesi
17 Trezeguet
18 Poulsen
19 Molinaro
20 Giovinco
23 Ariaudo
■想定スカッド(4-3-1-2)
アマウリ イアキンタ
ジョビンコ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
マルキジオ メロ チアゴ
(ポウルセン) (カモラネージ)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
グロッソ カセレス
(モリナーロ) (ゼビナ)
キエッリーニ カンナバーロ
(レグロッターリエ)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ブッフォン
'k ´ー`)<チーロとジジの2ショットは落ち着いた雰囲気でステキねえ……。当日のキャプテンはジジでしょうか。
9/12_Roma- Stadio Olimpico- h. 19:45
≪S.S.LAZIO 0-2 JUVENTUS≫
週末にチャンピオンズ・リーグのグループリーグ:ボルドー戦を控えているユベントス。戦力を調整しつつ、難敵ラツィオとのアウェイ戦にのぞみました。
(c)www.juventus
チーロの選択は、今シーズンかぎりでのユベントス卒業を明言したトレゼゲの先発。両サイドバックに新戦力のカセレスとグロッソ。そしてキエッリーニのパートナーにはレグロッターリエ。
ラツィオといえば、3月、4月の国内杯で連敗を喫した苦手な相手です。ネドベドの引退試合では勝利できたものの、あの試合ではパンデフ、サラテ、ロッキが不在でした。その3選手は、移籍騒動や怪我でやはり不在。ただし前線にはフォッジャとフリオ・クルスという危険な2選手がいます。けっして油断することはできない相手です。
試合は互角の持ち込みあい。ただし枠内シュートで攻撃を終えるシーンはラツィオの方が多かったです。とくにラツィオの11番・左SBコラロフの突破が脅威。カモラネージ、カセレス、レグロッターリエが釣りだされるなど、危険な場面を多く作られてしまいました。
悪い流れは前半終了間際に、2つの緊急事態なって噴出。ジエゴが太腿を痛めて退場(ジョビンコと交代)、ゴール前の混戦から失点-しかしこれはレグロッターリエに対するクルスのファウルが優先されノーカウント-と、試合を決しかねない大ピンチが続きます。
後半になると、コラロフ、マツザレムの運動量が減退。ラツィオの推進力がやや薄れます。とはいえ再三ゴールを脅かされ、ブッフォンがファインセーブ、という展開は変わらず。ユベントスはジョビンコ&グロッソを中心に攻撃するも、アマウリとトレゼゲのフィニッシュ精度が今二つ。昨シーズンよくない意味で猛威をふるったモリクロスに比べて、シャープかつスピードのあるグロクロスにあわせきれない印象です。ただしグリクロスは文句なく良質なので、試合を重ねれば改善されると思いますが……。
一進一退の膠着状態を、思わぬ伏兵が打ち破ります。
72分。カモラネージのクロスがゴール前で弾き返され、ゴールエリアの中央付近にコロコロと。反応して走り込んでいたのはカセレス。低く抑えたシュートがラツィオゴールに突き刺さり、先制! 苦しい試合展開の中で、嬉しいセリエA初ゴールを決めてくれました。
(c)www.juventus
「このゴールは誕生日を迎えるフォンセカ(※)と、すべてのサポータに捧げます。」
※フォンセカ:おそらく同じウルグアイ出身のストライカー(97-00ユベントス在籍)。現在はカセレスの代理人をつとめている。
その後もラツィオの攻勢をしのぎつつ、ロスタイムへ。
ジョビンコが持ち込み、アマウリがシュート。ラツィオGKムスレラが倒れ込みながらブロック。しかしボールは左サイドから侵入してきたトレゼゲの足元へ。ワンタッチ。グラウンダーのシュートがGKを発射台のように使って久々のトレゼゴール!!
89分眠っていても、1瞬の輝きだけで納得させる。
まさにトレゼゲ。これぞトレゼゲ。
(c)www.juventus
「自分のレベルは保てていると思う。まだ去るべき時ではないしね」
苦しみながらも、終わってみればスコア上は完勝。
フランス人ストライカーが健在ぶりを、そして存在感を見せつけた好試合でした。
最大☆☆☆☆☆で攻守・監督を寸評
■オフェンス☆☆
・カモラネージの存在感がやや希薄
・ラツィオの巨漢MFダボに進攻を阻まれるシーン目立つ
・ジョビンコよし。グロッソと左サイドを攻略
・これぞトレゼゲ!ロスタイムにとどめのお仕事
■ディフェンス☆☆☆
・右サイドをコラロフ、ゴール前をマツザレムに翻弄された前半
・ブッフォン再三のファインセーブ。調子は上向き
・レグロッターリエの新技・ゴッドダウン発動で失点回避
・その後もクルスを封じ続けたレグロッターリエのはたらき
■チームマネージメント☆☆☆☆
・ジエゴ負傷で即ジョビンコを送り出した判断
・トレゼゲへの信頼
・CLボルドー戦をにらみ、カンナバーロとイアキンタを温存
■この日のスカッド(4-3-1-2)
トレゼゲ アマウリ
ジエゴ
(44'ジョビンコ)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
マルキジオ メロ カモラネージ
(69'チアゴ)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
グロッソ カセレス
(87'モリナーロ)
キエッリーニ レグロッターリエ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ブッフォン
'k ´ー`)<難敵・ローマの2クラブに対して、アウェイで2勝を挙げたことは重畳。この時期にジエゴの怪我はとても残念ですが、おかげでジョビンコへ無理なく出番がまわってきましたね。よい動きだったと思います。ラツィオではMFダボがアマウリとトレゼゲをせき止める働きをしていました。オランダのエンヘラールに近いタイプで、今後ますます名を上げるのではないでしょうか。
ボールを追えない線審に苦情を。ライン越えてもプレイオンになったシーンが3度はあったよ。
追加■試合翌朝のガゼッタ
予想通りTrezegoalな1面。モリナーロ(左)はどこを見てるんだ・笑
ジエゴはCL無理っぽい? ミランはスコアレスドローかあ、下げ止まりませんね。
8:デル・ピエロ
7:トレゼゲ
6:イアキンタ
5:アマウリ、ジエゴ
3:メロ、キエッリーニ、マルキジオ
2:カモラネージ、サリハミジッチ、グロッソ、カンドレーヴァ
1:カセレス、ジョビンコ、レグロッターリエ
14:デル・ピエロ
12:アマウリ、イアキンタ
7:ネドベド
3:キエッリーニ、マルキジオ
2:ジョビンコ、メルベリ、グリゲラ、ザネッティ
1:マルキオンニ、カモラネージ、レグロッターリエ、ポウルセン、トレゼゲ、サリハミジッチ
21:デル・ピエロ(得点王)
20:トレゼゲ
8:イアキンタ
5:カモラネージ
4:サリハミジッチ
3:レグロッターリエ :キエッリーニ
2:ネドベド :パッラディーノ
1:マルキオンニ :シソコ :グリゲラ
20 デル・ピエロ "リーグ得点王"
15 トレゼゲ
11 ネドベド
9 パッラディーノ
5 ボジノフ
4 サラジェタ
3 カモラネージ、キエッリーニ
2 ザネッティ
1 パーロ、デ・チェリエ、ビリンデッリ、バルザレッティ、マルキオンニ、ブームソン、ビアンコ