アマウリの2HEADで公式戦2連勝！ アウェイでアヤックスを下す

Europa League Round of 32
2010-02-18_Amsterdam ArenA - Amsterdam-  h.7:00 p.m
≪AJAX １－２ JUVENTUS≫

16分:スレイマニ（アヤックス）
31分:アマウリ
58分:アマウリ

チャンピオンズ・リーグから敗退し、ヨーロッパ・リーグで再起を期すユベントスが敵地でアヤックスと対戦。かつてCL決勝を争ったこともある両チーム（95-96シーズン）が、16強入りを目指すトーナメント1回戦ではやくも激突した。
ユベントスは３－４－１－２。ジェノア戦に引き続き、右CBにはゼビナを起用した。迎え撃つアヤックスは司令塔スレイマニを軸に、スアレス、エマニュエルセン、デ・ヨングらがスピーディーに連動する４－３－３。

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レビュー置き場0221_5:00up
 ■試合展開
前半

15分。アヤックスゴール前で混戦。ボールを弾き返したアヤックスが一気のカウンター。スアレス、デ・ヨング、スレイマニが直線的にユベントス陣内を切り裂く。左サイドでボールを受けたスレイマニが、そのままバイタルエリアへ侵入。競ったゼビナをスピードでかわし、シュート。ブッフォンの両脚の間を射抜いた。１－０。
スタジアムが大歓声で揺れる。
25分。デル・ピエロとジエゴが縦の連携でアヤックスゴールに迫る。シュートはGKにブロックされる。
26分。レグロッターリエが思わず腕を身体の前で交差させてブロック。ハンドはとられなかった。
28分。そのレグロッターリエが今度はイエローカードを受ける。アヤックスのスピードに翻弄されていることを露呈することになった。ザッケローニはフォーメーションを４－３－１－２へシフトする。
30分。左サイドからユベントスがボールキープ。デル・ピエロがDF2選手を引きつけ、技ありのヒールパスでデ・チェリエにスイッチ。鋭いクロスにアマウリが飛び込み、ヘッド弾を決めた。１－１。
38分。スアレスがPKを狙ってシミュレーション。かと思いきや、レフェリーの死角で確かにスアレスのユニフォームをつかんでいた。さすがセリエ、きたない（褒め言葉）。
45分。オレゲールのハンドからデル・ピエロのFK。直接ゴールを狙うが、枠の外。前半終了。

後半
ゼビナout、グリゲラin。
元アヤックスであることが功を奏したか、グリゲラの投入によってディフェンスラインが安定。
ボールをバイタルエリア前で止めることが増え、ユベントスはカウンターのチャンスを得始める。
57分。前半の右サイドから3センターハーフに落ち着いたマルキジオが中央でボールキープ。左サイド深くを上がったデル・ピエロへ展開し、これをアレが左足で折り返す。マークを外して待っていたアマウリが悠々とヘッド弾。１－２と逆転に成功する。
61分。スアレスとマルキジオがもつれる。右足を大きく振り上げるキックを見せたスアレスにイエローカード。これで2ndレグにスアレスは出場不可となった。
63分。メロが目の前にいるデ・ヨングをチェックしきれず、シュートへつながれるという大ミス。
70分。アマウリout、サリハミジッチin。アレ＆ジエゴが2トップに入る４－４－２へシフト。
77分。デ・ヨングがペナルティサークル付近から強烈なシュート。ユベントスから見てゴール右側のポストに跳ね返る。
79分。ジエゴout、トレゼゲin。この後、トレゼゲは4タッチしかできなかったが……。
91分。サリハミジッチがデ・ヨングに対してキックを見せたとして、レッドカードを受ける。61分のスアレスと同等のプレイであり、一発レッドは厳しすぎる判定。この試合を通して、主審のジャッジ基準のルーズさが目についた。

試合終了。
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最大☆☆☆☆☆で攻守・監督を寸評
■オフェンス☆☆☆☆
○アマウリ:はじめての○評価。2得点は褒めるほかない。マークを外し、空中戦でも競り負けなかった。このテンションをセリエでも発揮してほしい。
○デル・ピエロ:右に左にと駆けまわり、アヤックスを翻弄。足下のテクニックが冴えわたった。
○デ・チェリエ:左サイドでデル・ピエロとよく連動。得点チャンスを創出した。

■ディフェンス前半☆☆／後半☆☆☆
○グリゲラ:攻撃参加は乏しかったが、そのぶん右サイドを掌握。キエッリーニをスアレス対策に回すことができた。
×ゼビナ:序盤の失点はアヤックスの攻守の切り替えが見事だったとはいえ、対応できなかった点は批判されてもしかたない。
×メロ:バイタルエリア付近での集中力の欠如がこの日も発生。

■チームマネージメント☆☆☆☆
後半開始時の戦術変更がズバリ。フリーダムなアヤックスの3トップを止めるべく、グリゲラの投入で4バックにシフトした。個々の局面で1対1になることを防ぎ、以降は失点を許さなかった。
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■この日のスカッド（３－４－１－２⇒４－３－１－２⇒４－４－２）

  　ﾃﾞﾙ･ﾋﾟｴﾛ　 ｱﾏｳﾘ
　　　　　　　  　(st25'ｻﾘﾊﾐｼﾞｯﾁ)　
　　　　　ｼﾞｴｺﾞ
　　　　　(st35'ﾄﾚｾﾞｹﾞ)　
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ﾃﾞ･ﾁｪﾘｴ　　　　 　　ﾏﾙｷｼﾞｵ
　　　　ﾒﾛ　  　ｼｿｺ　　
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 ｷｴｯﾘｰﾆ　ﾚｸﾞﾛｯﾀｰﾘｴ　ｾﾞﾋﾞﾅ
　　　　　　　　　　　　　　　(st1'ｸﾞﾘｹﾞﾗ)
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　　　　　ﾌﾞｯﾌｫﾝ

'k ´ー`)＜アヤックスとの2ｎｄレグは25日！　今日21日のボローニャ戦も勝利が必須の状況下で、ザッケローニのパワー配分が見どころです。