11 | 2024/12 | 01 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 |
10/09/12 サンプドリア [H]△3-3
10/09/19 ウディネーゼ [A]○0-4
10/09/23 パレルモ [H]●1-3
10/09/26 カリアリ [H]○4-2
10/10/03 インテル [A]△0-0
10/10/17 レッチェ [H]○4-0
10/10/24 ボローニャ [A]△0-0
10/10/31 ミラン [A]●1-2
10/11/07 チェゼーナ [H]○3-1
10/11/11 ブレシア [A]△1-1
10/11/14 ローマ [H]△1-1
10/11/21 ジェノア [A]○2-0
10/11/28 フィオレンティーナ [H]△1-1
10/12/05 カターニア [A]●1-3
10/12/12 ラツィオ [H]○2-1
10/12/19 キエーヴォ [A]△1-1
11/01/06 パルマ [H]●1-4
11/01/10 ナポリ [A]●3-0
11/01/16 バーリ [H]○2-1
11/01/23 サンプドリア [A]△0-0
11/01/31 ウディネーゼ[H]●1-2
11/02/03 パレルモ [A]●2-1
11/02/06 カリアリ [A]○1-3
11/02/14 インテル [H]○1-0
11/02/20 レッチェ [A]●2-0
11/02/27 ボローニャ [H]●0-2
11/03/06 ミラン [H]●0-1
11/03/13 チェゼーナ [A]△2-2
11/03/20 ブレシア [H]○2-1
11/04/03 ローマ [A]○0-2
11/04/10 ジェノア [H]○3-2
08-23 JUV1-0Chievo
08-30 Roma1-3JUV
09-12 Lazio0-2JUV
09-19 JUV2-0Livorno
09-24 Genoa2-2JUV
09-27 JUV1-1Bologna
10-04 Palermo2-0JUV
10-17 JUV1-1Fiorentina
10-25 Siena0-1JUV
10-28 JUV5-1そ
10-31 JUV2-3Napori
11-07 Atalanta2-5JUV
11-22 JUV1-0Udinese
11-29 Cagliari2-0JUV
12-05 JUV2-1Inter
12-12 Bari3-1JUV
12-20 JUV1-2Catagna
01-06 Parma1-2JUV
01-10 JUV0-3AC Miran
01-17 Chievo0-1JUV
01-24 JUV1-2Roma
01-31 JUV1-1Lazio
02-07 Livorno1-1JUV
02-14 JUV3-2Genoa
02-18 EL Ajax1-2JUV
02-21 Bologna1-2JUV
02-25 EL JUV0-0Ajax
02-28 JUV0-2Palermo
03-07 Fiorentina1-2JUV
03-11 EL JUV3-1Fulham
03-14 JUV3-3Siena
03-18 EL Fulham4-1JUV
03-21 Sampdoria1-0JUV
03-25 Napoli3-1JUV
03-28 JUV2-1Atalanta
04-03 Udinese3-0JUV
04-11 JUV1-0Cagliari
04-16 Inter2-0JUV
04-25 JUV3-0Bari
05-02 Catania1-1JUV
05-09 JUV2-3Parma
05-15 Milan3-0JUV
UEFA Champions Legue
09-15 JUV1-1Bordeaux
09-30 Bayern0-0JUV
10-21 JUV1-0Maccabi Haifa
11-03 Maccabi Haifa0-1JUV
11-25 Bordeaux2-0JUV
12-08 JUV1-4Bayern
6/17
EURO2008 Austlia-Switzerland
Group C
≪France 0-2 Italy≫
25' ピルロ (PK
62' デ・ロッシ(FK
……勝ち点4でイタリアが2位通過。
22日スペイン戦。
≪Romania 0-2 Nederland≫
54' フンテラール
87' ファン・ペルシ
……勝ち点9でオランダが1位通過。
21日スウェーデンorロシア戦。
■総評
・イエロー7枚、レッド1枚の荒れた試合。
・フランスはドメネク&アンリによって自滅。
・イタリアもまたけっしていい出来ではなかった。
・ブッフォンはやはりスーパーグレイトGK。
・オランダGJ! フンテラール&V.ペルシGJ!
・仏で評価できるのはベンゼマとクレルク。
・伊はピルロとガットゥーゾが次戦出場停止。
・寸評はあらためて追記。
■この試合の先発と交代選手(イタリア)
カッサーノ トニ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ペッロッタ
(64'カモラネージ)
デ・ロッシ ピルロ ガットゥーゾ
(55'アンブロジーニ)(81'アクィラーニ)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
グロッソ ザンブロッタ
キエッリーニ パヌッチ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ブッフォン
3選手交代後
カッサーノ トニ カモラネージ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
デ・ロッシ アクィラーニ
アンブロジーニ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
グロッソ ザンブロッタ
キエッリーニ パヌッチ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ブッフォン
■この試合の先発と交代選手(フランス)
ベンゼマ アンリ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
リベリ ゴヴ
(9'ナスリ⇒26'ブームソン) (69'アネルカ)
マケレレ トゥララン
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
エヴラ クレルク
ギャラス アビダル
(24'退場)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
クペ
'k ´ー`)<バカ殿化したアンリと変なおじさんドメネクが勝手に自滅した試合……。ドナドーニには運がある。
20080620追記
あと2時間で準々決勝ポルトガル-ドイツ戦が始まってしまう。それまでに書いておかねば。
■フランス寸評
・アンリ先発。4-4-2。アーセナル時代のアンリは、この上なくエレガントで、大好きな選手だった。しかしスペインに渡ってからの彼は……。バルセロナは、選手を傲慢に-裸の王様に-してしまうのだろうか。
・8分。リベリの負傷は、ザンブロッタに後ろから肩で追突したもの。残念だが、責はリベリ自身にある。
⇒代わってナスリin。ベンゼマ、アンリとスペースを食い合うリベリよりも、ゲームメイカータイプのナスリの方が、この日のフランスには合っていたはず。この時点では、ドメネクにはまだ運があった。
・しかしナスリは25分、アビダルの退場によって、試合から弾き出されてしまった。05-06CL決勝、レーマンの退場で同じ境遇を味わったピレスのように……。代わりにブームソンin。セリエ失格の烙印を押されたDFを、イタリア戦で使うのか……。
⇒ここで、ドメネクの招集メンバーの歪みを思い知らされる。メクセスは? ジュリは? ピレスは? トレゼゲは? 先のW杯からなお経験を重ね、円熟期にある選手を、自分の好みで選外にしたのだ-選出にはアンリの思惑も大きく絡んでいると、まことしやかに囁かれているわけだが-。
・後半、クレルクの献身的な上下動が目立つ。また、ベンゼマがリベリ、ナスリのスペースを使うことで、フリーになる時間が増えた。結果的に得点は奪えなかったが、ブッフォンのポジショニングがなければ失点は免れなかっただろう。
⇒しかしドメネクは後半21分、ゴヴに代えてアネルカを投入。ゴール前にアンリ、アネルカ、ベンゼマが突っ込むので、かえって得点チャンスを潰すことに……。「得点力はFWの数で決まるものではない」という、ローマ・スパレッティ監督の言葉を思い出す。
■イタリア寸評
・カッサーノ先発。ペッロッタをトップ下に配置する4-3-1-2。うん、イタリアにはこれが合うわー。
・24分。後ろからのロビングを右足を目一杯伸ばしてトラップ。これがアビダルの危険なタックルを呼び込むことになった。アビダルはレッドカードで1発退場。リゴーレ。ピルロが決めて先制。
⇒間違いなく、今大会で周囲とリズムが合っていないトニ。しかし、このゴールは、トニのリーチがあってこそ生まれた。
・この試合を通して、イタリアの守備はルーズ。プレス、ゾーン、マークの意識が選手間でバラバラ。ラインコントロールも図れていない。だから、ピルロ、キエッリーニ、ガットゥーゾ、とイエローカードが続出することになった。
⇒ドナドーニは基本ベンチ深く座っており、まるで試合中に指示を出して修正する術を知らないかのよう。こんなところにも、経験のなさが現れているのかもしれない。
・フランスのチャンスをブッフォンが防ぎつつ、後半17分に得たFK。デ・ロッシが蹴ったボールはアンリに当たり、軌道を変えてフランスのゴールに突き刺さった。これが因果というものなのか。
・後半ロスタイム、トニのシュートをクペがセーブ。この試合、トニに5度は決定機があったが……決まる気配がまるでない。スタンドには「No.......TONI」の垂れ幕も。
⇒それでもドナドーニはトニを先発させるだろう。次節の相手スペインは、DFに高さがない……。
'k ´ー`)<EUROやW杯は、監督の采配が結果に直結する感強し。そこがおもしろい。そういう意味で、PSV無敵時代を築いたヒディンクが、オランダと激突するのは興味深い。事実アヤックス育ちのズラタンも、抑え込まれたわけだし。うーん、不気味だ。
6/15
EURO2008 Austlia-Switzerland
Turkey 3-2 Czech Republic
■総評1
・狂気が凝り固まって、相手を押し潰そうとするかのような試合。サッカーの恐ろしさを見た。
・スポーツとしてギリギリの領域に踏み込んだ、まさに死闘。後半30分過ぎからの熱狂は必見。
■チェコ寸評
・前半33分、右サイドのクロスからコラーのヘッドで先制。優位に立つ。
・後半17分、右サイドのシオンコからのクロスをプラシルが流し込んで2点のリード。※斜体部2008/8/31修正※
⇒この時トルコは負傷したギュンゴルに代えてエムレ・アシクを投入しようとしていた。チェコが相手選手の1人少ない隙を突いたわけだが、トルコサイドはこれをチェコのチートだと捉えて猛抗議。
・後半半ばを過ぎて2点のセーフティーリードを得たチェコは、引いて守勢に入る。これが過ちの元。
⇒トルコは諦めるどころか、シオンコの得点に絡む憤懣を異常ともいえるテンションに換えて猛攻。
⇒コラーまでもが自陣深くに引いて守る形になったため、このあとの時間は、チェコ陣内を中心に試合が展開された。
・後半35分、2-1に迫られていた場面で、プラシルout、カドレツin。守備枚数を増やしたが、かえって防戦一方の状況を招いた感が強い。カウンターをトルコに意識させるため、バロシュ投入なども有効だったのでは……。
■トルコ寸評
・後半30分、1点目。ハミト・アルティントップのクロスにアルダ・トゥランが合わせて1点を返す。敗退の恐怖に背中を押されているかのようなトルコは、怒涛の攻撃を続ける。
・後半42分、2点目。チェフがクロスボールをキャッチできず、落としたところへ突っ込んでいたのはニハト!
⇒状況だけを見るとチェフのファンブルでしかないが、ここまでの攻撃を許していたチェコ全体の失態。ゴール前に人数を置くのはいいのだが、反発力がまるで無いため、トルコの最終ラインはハーフウェイラインまで上がっていた。狂的な波状攻撃の前に、チェコが力尽きたシーンといえる。
・後半44分、3点目。チェコの最終ラインがニハトをフリーにしてしまう。チェフと1対1になったニハトのシュートはバーを叩くが、勢いを落とさずゴール右奥へ吸い込まれた。トルコが逆転。
⇒2-2になり、PK戦突入かと会場が弛緩する中で、トルコの選手は勝利への執着を棄てていなかった。スルーパスを出した選手-おそらくはハミト・アルティントップ-と、ニハトの集中力には脱帽するしかないだろう。
⇒この時、トルコサポーターの一部がピッチに乱入。選手の尊厳を汚す非常に醜い行為なので、厳重に対処してもらいたい。
・ロスタイム、トルコのGKボルカンがコラーを両手で突き、退場処分。これはまったく余計なプレイ。応援する者、観戦する者の多くが精魂尽き果てていたので、どうでもよい場面でもあるが。
■総評2
・ジュネーブがイスタンブールと化した日。チェコのサッカーファンは、日本における「ドーハの悲劇」と同様の衝撃を受けたのではないだろうか。現地での評価、今後の動向に注目したい。
・ロシツキ、ネドベドの不在はかえって救いとなった感。
⇒彼らがあのピッチにいて、絶望の底に沈んだかと思うと……。いや、彼らがいれば、トルコの狂気に飲み込まれなかったのでは、という希望も残した。そういう意味で。
'k ´ー`)<EURO2008開幕直前の走り書き "http://lovejuventuswwe.blog.shinobi.jp/Entry/145/" で、トルコを「国際的に評価できるFWがニハトしかいない」と評価しましたが……。そのニハトがここで活躍するとは。さすがはR.ソシエダ、ビジャレアルを2位に導いたストライカーです。お見事でした。
6/13
EURO2008 Austlia-Switzerland
Italy 1-1 Romania
このあとオランダ-フランス戦を見ざるをえない状況になった。
試合直後の雑感をさっくりとup。
・ノルウェー審判団の失態1
⇒前半ロスタイムのトニはオフサイドではない。主審が目の前で見ていながら、なんたる無体か。
・ノルウェー審判団の失態2
⇒80分のパヌッチの守備は、PKに値しない。あれをPKにされたら、DFは何もできない。ただの競り合いだ。
また、あれをPKに採ったのなら、87分のトニがPA内で倒された場面でも、イタリアのPKを採るべき。トニのハンドは倒されたあとなのだから。
⇒試合終了後、ブッフォンが主審に渋い表情で声をかけていた。さすがに酷すぎた。
・ザンブロッタの劣化
⇒先のオランダ戦でも述べた通り、ザンブロッタにイージーな動きが目立つ。54分のムトゥゴール献上は笑えない。
・カッサーノの呪縛
⇒自分で打ってもいいのに……。なぜかパサーになっていた。
・ドナドーニの迷走
⇒ペッロッタ、デ・ロッシ先発ならパートナーはやはりローマのアクィラーニが定石だと思うが……。ピルロもやはり精彩を欠いているし。そして得点が必要な崖っぷちの場面でアンブロジーニ……!? セットプレー用と考えてもちょっと……。
・ブッフォンの超集中力
⇒とどめの一撃を止めた。とはいえムトゥ、落ち込むな。あれは誤審が生んだ、フェイクのPKなのだから。
・このあとの劇的展開
⇒オランダがフランスに勝利。3節でイタリアがフランスに勝利、オランダがルーマニアに勝利。このシナリオならば、イタリアが2位通過できる。ただしこの場合、オランダはルーマニア戦で主力を温存するだろうが……。
■この試合の先発と交代選手(イタリア)
トニ
デル・ピエロ カモラネージ
(76' クアリアレッラ) (84' アンブロジーニ)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ペッロッタ
(57' カッサーノ)
デ・ロッシ ピルロ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
グロッソ ザンブロッタ
キエッリーニ パヌッチ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ブッフォン
'k ・Α・)<ノルウェー審判団、この屈辱は忘れぬぞ!! 主審トム・ヘニンク・エブレベ、副審ガイル・オーゲ・ホーレン、ヤン・ペッター・ランデン!! まるで●収でもされているかのような試合さばきでした!!
6/11
EURO2008 Austlia-Switzerland
Czech 1-3 Portugal
■総評
・得点差がついた理由は、戦術の噛み合わせと、その対応力、そして何よりスペシャルな選手(デコ、C.ロナウド)の有無につきる。
・シオンコにもう1点とる運があれば、ドローもあったか。もしくはトレゼゲやラーションのような、ワンタッチのスペシャリストがいれば……。
■チェコ寸評
・1点目、右CK⇒シオンコのヘッド。先制されて僅か9分後に追いついた点は高評価。
・シオンコの攻撃性能際立つ。果敢な突破はポボルスキを思わせた。
・バロシュは前を向いてボールを持てば、やはり強い。
・アンカーを務めるガラセクは良い仕事をこなした。ポラクは消えていたかな……。
・マテヨフスキの守備行為が荒すぎる。主審によっては合わせイエローカードをもらうぞ。
・ポルトガルでは左サイドのC.ロナウドと、マッチアップしたのは右SBグリゲラ。攻撃参加の機会が少なかったのは残念。
・失点は、いずれもディフェンスラインを切り崩された結果で、チェフを責められるものではない。
■ポルトガル寸評
・1点目、C.ロナウド⇒ヌーノ・ゴメス⇒C.ロナウド⇒デコの押し込み。
・2点目、デコの低い低いグラウンダー⇒C.ロナウドのかぶせたシュート。
・3点目、チェフと1対1になったC.ロナウドが、クアレスマへゴールをプレゼント。チームとしての成熟を感じさせる。
・今季マンUで見せたC.ロナウドの成長は本物だった。ファーギーもギグスもスコールズもファーディナンドもいないピッチで、苛立ちを集中力に昇華させていた。今季のバロンドール受賞は確実だろう。
'k ´ー`)<バロシュの強さが健在でよかった。ただし、やはり彼用のシフトを敷かないと、機能しない選手だとも確信。コラーをポスト&デコイに頂いて突っ込むか、パサーを後ろに従えてカウンターに特化するかしないと。……シェバみたいだな。
6/10
EURO2008 Austlia-Switzerland
Nederland 3-0 Italy
生TV観戦を終えました。
30年ぶりにアズーリがオレンジに敗戦。しかも選手・戦術両面で完敗です。もう寝る!!
以下、カルチョ贔屓の目から見た感想の箇条書き。
・オランダは攻守にエンゲラールが冴えた。潰す、奪う、散らす、持ち込む、何でもこなす。大きなマケレレ、あるいは好調なヴィエラとでもいうべき存在感。EURO後に値段が跳ね上がるだろう。ちなみにトゥエンテ所属。
⇒彼からデル・ファールト、カイト、スナイデルへ展開。中盤を完全に支配された。
・ピルロ、ガットゥーゾ、アンブロジーニ。ミラン3選手のパフォーマンスがいまふたつ。このブロックをオランダに支配されたことが大きな敗因。各自の衰え、長年の疲労の蓄積だろう。結果として、ドナドーニの選択ミスとなった。
⇒ローマ勢を使わなかったのはなぜだろう。イエローを受けたガットゥーゾ、危険なファウルの目立つアンブロジーニに代えて、アクィラーニ、デ・ロッシを投入するタイミングがあったのではないか。
⇒まさか…まさか、ドナドーニは自身がミランの選手だったから、ミラン中心の選手起用をしたのか? アンチェロッティ後に色気を持っているのか? だとしたらパヌッチ(ミラン時代のチームメイト。親友)の先発もうなずける。
・ザンブロッタのセンスが衰えている。2失点めのシーンでカイトを抑えきれなかったのはまだしも、トニに出すべきところで角度のないシュートを狙ったり、3失点めはオウンゴールのように押し込んだり……。
⇒バルセロナで妙な功名心を植えつけられて来たのか? ミランは買い急いだかもしれないね。
・バルザッリが足を止めすぎ。3失点めのシーンでは、チェックにすら行かなかった。失格。
⇒同じく電信柱タイプのマテラッツィとのコンビネーションは最悪。ずるずるとPA内に下がることを守備とは言わない。レグロッターリエを呼んで、ラインコントロールさせた方がよいと思わせる。
・1トップのトニが前線で孤立した。ポストとしての強さは目を見張るものがあったが、フォロー役、つまりセコンダプンタが必要だ。やはりイタリアには4-3-1-2、あるいはミラン式4-3-2-1が合うのではないか。
⇒実際に、デル・ピエロとカッサーノをトニの後ろに入れたあとは、攻撃にクッションが加わった。
・ブッフォンはやはりグレイトなGK。
■この試合の先発と交代選手(イタリア)
トニ
ディ・ナターレ カモラネージ
(18'st デル・ピエロ) (29'st カッサーノ)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ガットゥーゾ アンブロジーニ
ピルロ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ザンブロッタ パヌッチ
マテラッツィ バルザッリ
(9'st グロッソ)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ブッフォン
3選手交代後
デル・ピエロ トニ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
カッサーノ
アンブロジーニ ピルロ ガットゥーゾ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
グロッソ ザンブロッタ
バルザッリ パヌッチ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ブッフォン
■この試合の先発と交代選手(オランダ)
V.ニステルローイ
(25'st ファン・ペルシ)
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
スナイデル V.デル・ファールト カイト
エンゲラール デ・ヨング
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
V.ブロンクホルスト ブーラルーズ
マタイセン オーイエル
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
V.デル・サール
'k ´ー`)<フランスとルーマニアがドロー=勝ち点1を得ているので、イタリアは自力通過のためには2連勝するしかありません。確かに2位通過を予想したけれども、厳しいなあ……。続くルーマニア戦では、ローマ&ユベントス連合軍を希望。
8:デル・ピエロ
7:トレゼゲ
6:イアキンタ
5:アマウリ、ジエゴ
3:メロ、キエッリーニ、マルキジオ
2:カモラネージ、サリハミジッチ、グロッソ、カンドレーヴァ
1:カセレス、ジョビンコ、レグロッターリエ
14:デル・ピエロ
12:アマウリ、イアキンタ
7:ネドベド
3:キエッリーニ、マルキジオ
2:ジョビンコ、メルベリ、グリゲラ、ザネッティ
1:マルキオンニ、カモラネージ、レグロッターリエ、ポウルセン、トレゼゲ、サリハミジッチ
21:デル・ピエロ(得点王)
20:トレゼゲ
8:イアキンタ
5:カモラネージ
4:サリハミジッチ
3:レグロッターリエ :キエッリーニ
2:ネドベド :パッラディーノ
1:マルキオンニ :シソコ :グリゲラ
20 デル・ピエロ "リーグ得点王"
15 トレゼゲ
11 ネドベド
9 パッラディーノ
5 ボジノフ
4 サラジェタ
3 カモラネージ、キエッリーニ
2 ザネッティ
1 パーロ、デ・チェリエ、ビリンデッリ、バルザレッティ、マルキオンニ、ブームソン、ビアンコ