■ブッフォン退場のピンチを若武者が救う■

Albinoleffe - Juventus: 1-1

トレゼゲとデル・ピエロを欠き、前線にボジノフとパッラディーノ２枚の布陣で臨んだユベントス。最終ラインの混乱もまだ続いており、ブームソンがようやく復帰してきたものの、キエッリーニとの急造バックラインは大乱調だったようです。
なんとブッフォンが24分に相手FWジョエルソンにPKを与えてしまうという大波乱。これはブッフォンのパフォーマンスが低かったわけではなく、ブームソンが集中を欠いたとのこと。カンナバーロ（現Rマドリー）とともに05-06シーズンのバロンドール最有力候補であるブッフォンが、ここで退場！ ボジノフを下げて第２キーパーのミランテを投入せざるをえなくなりました。PKを決められて0-1。普通のチームならズルズルと負けパターンに陥るところですが、そこは百戦錬磨のベテランが多いユベントス。後半に入ってすぐの52分、バルザレッティのクロスからパッラディーノが押し込んで同点に。10人でこの1点を守りきり、勝ち点1を確保しました。
2戦連続のドローになりましたが、現在セリエBの22チーム中で無敗を保っているのはユベントスだけです。ペナルティ軽減処分のおかげで首位ピアツェンツァ、ナポリとは勝ち点1差の3～4位にあり、彼等との直接対決まで現状を維持できれば、じゅうぶん自動昇格の2位を狙える位置です。油断はできませんが、今は負けなければいいんです！

■この日のユベントス予想フォーメーション■（交替選手と時間）
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
　　　　　ボジノフ　　パッラディーノ　　　
      　　（ミランテ25'※） 
ネドベド　　　　　　　　　　　　カモラネージ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　   ザネッティ　　　パーロ　
　
バルザレッティ　　　　　　　　　ビリンデッリ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 　キエッリーニ　コバチ　
          
　　　　　　　 　ブッフォン
　 　　　　（※24'退場 ミランテin）

ふたりのクロアチア人（R.コバチとトゥドル）が戻ってくれば台所事情も少しは明るくなるんだけど……。

■I lie, I cheat, I steal !! ズルしていただきだってーの！■

エディ・ゲレロの訃報は今から一年前の11月13日に全世界を駆け巡りました。ミネアポリスのマリオットホテルに駆けつけ、検視下にあった彼の死に顔に立ち会ったのは、甥のチャボ・ゲレロ、盟友クリス・ベノワ、レイ・ミステリオJr、ディーン・マレンコ、タイソン・トムコだったそうです。日本で最期の姿は、同年7月のさいたまスーパーアリーナ公演となりました。そのとき、エディはヒール（悪役）。観客に喜びのアピールをすることができないエディは、天を仰いで互いのリスペクトを確認したのでした。はやくも一周忌。ですが、エディ・ゲレロが生きた時間を少しでも共有した人は、彼のことをけっして忘れないでしょう。ビバ・ラ・ラッサ!!

兄弟サイトのWWE部屋には蔵出しの別写真を用意しました。
http://www.geocities.jp/neo_hongkong/wweroom.html

■復活のバロンドール大爆発!!■

Juventus - Pescara 2-0

前節ナポリ戦では風邪で帯同しなかったネドベドが、復帰するなり先発起用。トレゼゲ、コバチも戻ってきたユベントスは充実の布陣で臨みました。
18分、左サイドからエリア内に切れ込んだネドベドのシュートはゴール右隅をとらえる先制弾！ 次いで57分、カモラネージからザネッティを経由してボールはネドベドへ。ふたたび放たれたミドルシュートがこの日2ゴールめとなり、試合はこのまま決しました。さすが鉄人バロンドールPavel Nedved。引き分け後の大事な試合で、これ以上ないパフォーマンスを披露してくれたようです。

■この日のユベントス予想フォーメーション■（交替選手と時間）
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
               トレゼゲ
　                     　デル・ピエロ　　　　 
                           （ボジノフ'24） 
ネドベド　　　　　　　　　　　　カモラネージ
（ガズマン'84）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　   ザネッティ　　　パーロ　
　
バルザレッティ　　　　　　　　　ビリンデッリ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ゼビナ'77）
　　　　 　キエッリーニ　コバチ　
          
　　　　　　　 　ブッフォン

右サイドでゼビナが動き始めていますね。ブームソン、トゥドルの復帰が遅れているセンターバックは、キエッリーニがコンバートされているようです。

■デル・ピエロ３戦連続ゴールもドロー■

Napoli – Juventus: 1-1

67分、デル･ピエロのフリーキックが直接決まり先制するも、わずか7分後の73分、ナポリのボグリアシーノにブッフォンが破られ1-1の同点。試合はこのままドローに終わり、ユーべの連勝は8でストップしてしまいました。とはいえ負けたわけではないし、減点処分が軽減されたこともあって、順調といってよいでしょう。デル･ピエロはこれで3戦連続のゴール。

■この日のユベントス予想フォーメーション■（交替選手と時間）
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
    　　　　　　　　　サラジェタ
     デル･ピエロ　　　　　　　　カモラネージ

　　マルキッシオ  　パーロ　　ザネッティ　
　
バルザレッティ　　　　　　　　　　ビリンデッリ
            キエッリーニ　レグロッターリエ　
                      　　　　　　（De Ceglie）
　　　　　　　 　ブッフォン

メンバー表から判断すると、上図のような4-3-2-1になるんですよねえ。すくなくとも、いわゆるセンターハーフの位置に3枚敷いたようです。トレゼゲ、ネドベドはベンチに入っておらず、全休。このフォーメーションの試行としては、ドローで勝ち点1ゲットは上々かもしれません。
次節は１１日、Pescara戦です!!

■デル・ピエロがドッピエッタ!!■

Juventus - Brescia 2-0
前半6分、22分と立て続けにデル・ピエロがゴール！ ドッピエッタ達成です。ちなみにドッピエッタとは１試合で２ゴールを奪ったということ。３ゴールだとトリプレッタ。いわゆるハットトリックですね。これでユベントスは8連勝！ ばんざーい。
とりあえず速報でした。いつものフォーメーション例はまたあとで。