■新春ビアンコネロvsロッソネロ■

MILAN-JUVENTUS 3-2
29' インザーギ/MIL　
40' ネドベド/JUV
67' デル・ピエロ/JUV
68' セードルフ/MIL
86' オウバミヤン/MIL

恒例のフレンドリーマッチ第16回ベルルスコーニ杯。
現在セリエBで5試合謹慎中のネドベドにとっては久々の試合。開始早々インザーギと激しいコンタクトを繰り広げるなど、元気な姿を見せてくれたようです。このところセンターを守っていたキエッリーニとブームソンが揃って怪我。代わりにコバチが出場していることが、不幸中の安心材料でしょうか。これでトゥドルが戻ればなんとかなりそうですけど。また、パッラディーノの交替も怪我による模様。マルチな攻撃タレントの持ち主なので、欠場が長期に渡ると困ります。たしか、05-06シーズンにブッフォンが離脱したのも、このベルスコ杯でカカと激突したことが原因だったはず。※ 互いにクラブのプライドをかけてますから、熱くなるんでしょうね。
これで通算成績は8勝8敗。ちょうど五分になっています。
※05-06シーズン、つまり一昨年の8/14に行なわれたベルスコ杯ですね。 07/01/08加筆

新年第一弾のユベントススカッド。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
　　　　　　　　　　　　トレゼゲ　
　　　　　　　　　　　　(46’Zalayeta)
　　　　　　デル・ピエーロ
　　　　　 (86’ Venitucci)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ネドベド　　　　　　　　　　　　　　　パッラディーノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(66’Bojinov)
　　　　　　パーロ　　ザネッティ　　
　　　　　　　　　 　(46’ De Ceglie)　
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
バルザレッティ　キエッリーニ　ブームソン　ビリンデッリ
　　　　　　　　(15’ Kovac)　(42’ Zebina)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　ブッフォン
　　　　　　　　　 (81’ Mirante)

ちなみにミランの選手とフォメ。意外と主力をぶつけてきてます。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
  　 　　ジラルディーノ　インザーギ
　  　  (46’ Gourcuff) (77’Oliveira)
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
   セードルフ　ブロッキ　ピルロ　ガットゥーゾ
         (82’ Aubameyang)
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ヤンクロフスキ　マルディーニ　ボネーラ　カフー
               (67’ Darmian)         (46’ Simic)
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
                    カラッチ
                  (46’ Fiori)

k ´ー｀） 試合後のデル・ピエロのコメント拙訳。
「サン・シーロはいつもファンタスティックなスタジアムなんです。私たち（ユーベとミラン）はお互い質の高いクラブだと思っていますし、その戦いにふさわしいクオリティーを発揮しようとしていますからね。今夜のパフォーマンスには満足していますよ。これからのシーズンを迎える上で、よいテストになったんじゃないでしょうか」

06-07シーズン中間考査

06-07シーズンは18試合を終えて折り返し地点です。現在のセリエBの順位を確認してみましょう。ユベントスは首位と勝ち点1差の3位。同勝ち点でNaporiら3チームが続いていますが、格下のCesena戦を未消化でいるぶん、ユベントスは実質首位と言えるでしょう。（Cesenaに勝てば勝ち点35になるため）

順位／クラブ／得失点差／勝ち点
 1 　Rimini    +16 33
 2 　Piacenza  +5 33
 3 　Juventus  +22 32
 4 　Napoli    +8 32
 5 　Genoa     +7 32
 6 　Bologna   +7 32
 7 　Mantova   +8 30
 8 　Bari      +6 27
 9 　AlbinoLeffe  +4 27
 10  Cesena    +1 25
 11  Frosinone -1 25
 12  Triestina -2 23
 13  Brescia   -3 22
 14  Lecce     -6 20
 15  Treviso   -3 19
 16  Spezia    -5 19
 17  Modena    -7 19
 18  Crotone   -9 16
 19  Vicenza   -4 15
 20  Verona    -13 11
 21  Arezzo    -10 7
 22  Pescara   -21 6

引用元／Yahoo! ITALIA SRORT
http://it.sports.yahoo.com/football/serieb/standing/full_standing.html

また、2007年の始動は1月6日。フレンドリーマッチ 《第15回ベルルスコーニ杯》 となっています。対戦相手はもちろんACミラン！ 過去の対戦成績は8勝7敗。仇敵との熱戦が期待したいですね。
セリエBでは1月16日Mantovaでのアウェー戦からリスタートされます。

k ´ー｀） 今シーズン、ユベントスのいないセリエAやUEFAチャンピオンズリーグに一抹の寂しさを感じているのは、けしてユベンティーノだけではないと思います。すべてのカルチョファン、フットボールファンのためにも、健全なクラブとしてセリエAに復活してほしいですね。代わりというわけではないけど、ミランも一度降格すべきだと思うんですが。
※20061231 13時修正分

■2点先行も追いつかれて3位後退■

JUVENTUS-AREZZO 2-2

ホームであるスタディオ・オリンピコでの2006年最終戦。ベテランのトレゼゲが先制弾（58'）、新鋭パッラディーノが突き放す（65'）という理想的な展開。ところが80分にブームソンがPKを与える痛恨のファウル。対して激しい攻撃を再開したところ、上がるディフェンスラインの裏を突かれてMartinetti にドッピエッタを献上（83'）。ドローで勝ち点1を得るにとどまりました。暫定3位に後退です。

■この日のユベントス予想フォーメーション■（交替選手と時間）
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
   　     　　　トレゼゲ　   サラジェタ
　　      
デル・ピエロ　　　　　　　　　　　パッラディーノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　  　ザネッティ　　　　パーロ
　　　　（マルキッシオ67'）
バルザレッティ　　　　　　　　　　　　　ビリンデッリ　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　キエッリーニ　ブームソン　

 　　　　　　　　 　ブッフォン

k ´ー｀） 謹慎中のネドベドに続き、カモラネージとマルキオンニも不在。パッラディーノが右サイドに入る非常事態ですねえ。カモラネージ離脱がほぼ確定である来シーズンのことを考えると、不安が増大するサイド要員……。シュバインシュタイガークラスのタレントが欲しいよおお。

■ウルグアイのパンサーが吠えた■※23時追記

Bologna - Juventus: 0-1

15日に起きた悲劇から日も浅い中、難敵ボローニャとのアウェーマッチ。ユベントスにとってはAlessio Ferramosca と Riccardo Neriに捧ぐトリビュートの意味を持つことになりました。怪我から戻ってきたデル・ピエロとザネッティを先発起用。トレゼゲもベンチに入りました。謹慎中のネドベドをのぞき、デシャン監督は現有の持ち駒をすべて投入したことになります。そして、デル・ピエロのパートナーにはパワータイプのボジノフではなく、瞬発力が持ち味のサラジェタを起用してきました。勝たねばならない試合はハイテンポな展開に。結果ユーベ4枚、ボローニャ3枚の被イエローカード数が激しさを物語っています。試合が動いたのは後半73分。バルザレッティが左サイドを破ってゴール前へクロス。これにあわせたのはサラジェタ。なんと胸でゴールマウスへ押し込み、ネットを揺らしました。※公式サイトの試合詳細に chested the ball under control and smashed the ball into the back of the net off the underside of the bar. とあるので、実際にはバーに当たってゴールライン上に落ちたということみたいですね。拙訳申し訳ありません※
公式サイトで 《雷光のような一撃》 と評されているこのゴールによって、勝ち点3を獲得。今期初ゴールとなったサラジェタは、このゴールを先日不幸のあった両名に捧げるとコメントしています。

■この日のユベントス予想フォーメーション■（交替選手と時間）
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
   　     　デル・ピエロ　   サラジェタ
　　      （トレゼゲ71'）
パッラディーノ　　　　　　　　　　　　カモラネージ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ビリンデッリ44'）　　　　　　　　　　　　
　　　　　  パーロ  　　　ザネッティ
　　　　　　　　　 　　　（マルキッシオ81'）
バルザレッティ　　　　　　　　　　　　　ゼビナ　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　キエッリーニ　ブームソン　

 　　　　　　　　 　ブッフォン

k ´ー｀） トレゼゲとデル・ピエロ、ザネッティらが戻ってきたのはいいとして、ディフェンスラインの不安は相変わらず。ただコバチはベンチに入っているので、もしかしたらキエッリーニのはたらきが、存外評価高いのかもしれないですね。

■ 哀悼の意を込めて ■

15日の不幸な事故で亡くなったのはAlessio Ferramosca とRiccardo Neri というユースの2選手。ともに17日18時45分からthe church of Madonna delle Rose on Via Rosario di Santa Fé, Torino. で葬儀が行なわれたようです。
また、ユベントスはこの不幸をImmense grief （比類なき深い哀しみ）として、17日と18日の練習をユベントスセンターではなくスタディオ・オリンピコで行なうと発表しています。