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セリエBで再出発を期すユベントスを、日本の片隅で応援するweblogです。WWEに関連するアイテムのまとめにも使います。
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Bianconeri's schedule 10-11
[H]ユベントスHOME/[A]ユベントスAWAY
10/08/30 バーリ [A]●0-1
10/09/12 サンプドリア [H]△3-3
10/09/19 ウディネーゼ [A]○0-4
10/09/23 パレルモ [H]●1-3
10/09/26 カリアリ [H]○4-2
10/10/03 インテル [A]△0-0
10/10/17 レッチェ [H]○4-0
10/10/24 ボローニャ [A]△0-0
10/10/31 ミラン [A]●1-2
10/11/07 チェゼーナ [H]○3-1
10/11/11 ブレシア [A]△1-1
10/11/14 ローマ [H]△1-1
10/11/21 ジェノア [A]○2-0
10/11/28 フィオレンティーナ [H]△1-1
10/12/05 カターニア [A]●1-3
10/12/12 ラツィオ [H]○2-1
10/12/19 キエーヴォ [A]△1-1
11/01/06 パルマ [H]●1-4
11/01/10 ナポリ [A]●3-0
11/01/16 バーリ [H]○2-1
11/01/23 サンプドリア [A]△0-0
11/01/31 ウディネーゼ[H]●1-2
11/02/03 パレルモ [A]●2-1
11/02/06 カリアリ [A]○1-3
11/02/14 インテル [H]○1-0
11/02/20 レッチェ [A]●2-0
11/02/27 ボローニャ [H]●0-2
11/03/06 ミラン [H]●0-1
11/03/13 チェゼーナ [A]△2-2
11/03/20 ブレシア [H]○2-1
11/04/03 ローマ [A]○0-2
11/04/10 ジェノア [H]○3-2
Bianconeri's schedule 09-10
Serie A 2009
08-23 JUV1-0Chievo
08-30 Roma1-3JUV
09-12 Lazio0-2JUV
09-19 JUV2-0Livorno
09-24 Genoa2-2JUV
09-27 JUV1-1Bologna
10-04 Palermo2-0JUV
10-17 JUV1-1Fiorentina
10-25 Siena0-1JUV
10-28 JUV5-1
10-31 JUV2-3Napori
11-07 Atalanta2-5JUV
11-22 JUV1-0Udinese
11-29 Cagliari2-0JUV
12-05 JUV2-1Inter
12-12 Bari3-1JUV
12-20 JUV1-2Catagna
01-06 Parma1-2JUV
01-10 JUV0-3AC Miran
01-17 Chievo0-1JUV
01-24 JUV1-2Roma
01-31 JUV1-1Lazio
02-07 Livorno1-1JUV
02-14 JUV3-2Genoa
02-18 EL Ajax1-2JUV
02-21 Bologna1-2JUV
02-25 EL JUV0-0Ajax
02-28 JUV0-2Palermo
03-07 Fiorentina1-2JUV
03-11 EL JUV3-1Fulham
03-14 JUV3-3Siena
03-18 EL Fulham4-1JUV
03-21 Sampdoria1-0JUV
03-25 Napoli3-1JUV
03-28 JUV2-1Atalanta
04-03 Udinese3-0JUV
04-11 JUV1-0Cagliari
04-16 Inter2-0JUV
04-25 JUV3-0Bari
05-02 Catania1-1JUV
05-09 JUV2-3Parma
05-15 Milan3-0JUV


UEFA Champions Legue
09-15 JUV1-1Bordeaux
09-30 Bayern0-0JUV
10-21 JUV1-0Maccabi Haifa
11-03 Maccabi Haifa0-1JUV
11-25 Bordeaux2-0JUV
12-08 JUV1-4Bayern
カウンター
2024/11/27 (Wed)
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2007/09/27 (Thu)

9/26 20:30
JUVENTUS - REGGINA

■速報的に先発スカッド
ラニエリ監督は、主力を休ませました!

     パッラディーノ  トレゼゲ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
                     
サリハミジッチ チアゴ ザネッティ ノチェリーノ

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
モリナーロ               ビリンデッリ                   
     クリシート  レグロッターリエ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
          ブッフォン

ベンチ:デル・ピエロ、ネドベド、キエッリーニ、グリゲラ、オリベイラ、アルミロン、ベラルディ

'k ´ー`)<グリゲラを使わないのか……。あれ? イアキンタは?

■そして結果
試合は後半に動きました。怒涛の4連発でレッジーナを粉砕です!
3's.t.   レグロッターリエ
5's.t.   サリハミジッチ
31's.t. トレゼゲ
46's.t. パッラディーノ

'k ´ー`)<30日のトリノ戦に向けて、よい傾向です。試合の詳細レビューは28日up予定。

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2007/09/27 (Thu)

9/23 15:00
home>   Roma 2―2 Juventus   <away

試合全体のレビュー

■ローマのダイナミズムあふれる攻撃
とにかく、前半のローマの攻勢には目を見張るものがありました。トッティを基点にして、すべての選手が流動的にゴールへ向かいます。あわや得点につながるシーンだったのは次の2場面。
10' ローマの右サイドバック、カッセッティが攻め上がり、トッティを中継して強烈なシュートを放つ。ブッフォンが指先で枠外に弾き出す。
24' 先制を許したローマだが、攻撃は止まらない。トッティがハーフウェイライン近くからアーリークロス。飛び込んできたのはメクセス。
いずれのシーンも、GKがブッフォンでなければ、前半で4失点していたかもしれませんでした。ローマの攻撃力は個人の器量はもちろん、トッティを中心とする組織力・団結力と直結しています。ヨーロッパでも群を抜くスカッドといえるでしょうね。

■デル・ピエロのリゴーレ失敗がローマの油断を誘う
そんなローマの攻撃を、よくもわるくも足止めしたのは、後半開始早々に訪れたリゴーレのチャンスを、デル・ピエロが失敗したことです。ユベントスにとって千載一遇のチャンスだったのですが、これでローマにとっては「この試合最大の危機」をしのいだことになり、あとはいつでも追加点を奪える、といったムードが生まれたように思います。意気が下がると、運動量が落ち、身体も冷えて動き出しが鈍くなっていきます。対してユベントスは、傷心のクリシートを下げてレグロッターリエを、また、アクシデントの結果とはいえベテランのビリンデッリを投入し、フレッシュなディフェンスラインで対抗できたことが幸いしました。以降、ローマ側のオフサイドが多くなった一因になったと考えられます。

■トリデンテの採用について
前節のレビューで、サイドアタッカーがいなくなってしまった……と嘆きました。そして同時に、希望のフォーメーションもあげていたのですが、その4-4-2(センターハーフを3枚にして、トップ下を起用する)にほぼ同一の布陣でのぞんだラニエリ監督。突破力を求めてイアキンタを起用したとのこと。チェルシー時代は選手を持て余す"単なるいじり屋"にしかみえなかったのですが、この試合での判断は根拠のある、したたかなものだったと言えるでしょう。レッジーナ戦でもこの布陣を維持してくるかどうか、注目したいところです。

■この試合の先発と交代選手
   トレゼゲ6.5  イアキンタ8.5
      デル・ピエロ5.5
       (29' s.t. パッラディーノ)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
                     
ネドベド6  ザネッティ7  ノチェリーノ5.5

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
キエッリーニ6.5           グリゲラ6                   
    クリシート5  アンドラーデ7
(1' s.t. レグロッターリエ5.5)(9' s.t. ビリンデッリ5.5)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        ブッフォン6.5 


'k ´ー`)<ローマ戦は後半もうまく機能したので、できればイアキンタを使ってほしいのですが……さて。
NEXT MATCH...26日20:30 セリエAレッジーナ戦

2007/09/24 (Mon)

9/23 15:00
home>   Roma 2―2 Juventus   <away

幕張行脚のため、簡易版です。
トッティ率いる超攻撃的軍団が相手とあって、多くのユベンティーノが玉砕覚悟で観戦したであろう、この試合。終わってみれば、2-2のドローという結果になりました。前節のレビューで、散々に酷評したアルミロンを外し、3センターハーフ+トレゼゲ、イアキンタ、トレクァルティスタにデル・ピエロという布陣を仕立ててきたラニエリには、すこし安堵しました。そして、イアキンタが期待に応えて過去最高のパフォーマンスを発揮。右に左に攻めに守りに走り回り、1アシスト、1ゴール。アタッカーとして覚醒した感すらあります。

ひとまず、以上結果のみ。
詳報はこのブロックに追記していきます。

9/24 25 0:20追記
■前半の観戦メモ
15' ユーベのゴール前。アンドラーデが、この日何度目かのアンティシペーション(読み)を発揮して、ボールをカット。デル・ピエロがキープして、右サイドを駆け上がるイアキンタに通す。イアキンタはゴール前をチェックして、トレゼゲの走りこむスペースへ鋭くクロス。トレゼゲは軽く頭を合わせるだけでローマのゴール左隅を切り裂いた。トレゼゲにとって、セリエ"A" 通算100ゴールめ(155試合出場)。
27' 右サイドのスローインから。グリゲラのアーリークロスは、鋭い弾道を描いてローマゴール前へ。グリゲラのセンスを感じさせた。
29' バイタルエリアでボールを受けるトッティ。この時点では自陣方向を向いている。右足でボールをゴール方向に落とし、クリシートに身体を預けながら回転。一気にブッフォンとの1対1に持ち込み、軽く浮かせるお得意のクッキアイオで同点弾をあげる。
36' ローマの勢いは止まらない。アクィラーニが左サイドのマンシーニへアーリークロス。マンシーニはドリブルでユーベゴール前へ迫りつつ、守備陣を引きつける。ゴール前に突撃してきたアクィラーニ。この大きなワンツー攻勢に対して、ブッフォンがなんとかセーブ。弾かれたボールに、待ってましたとばかり食らい付いたのは、やはりトッティ。わずか6分でドッピエッタを達成し、スコアを逆転させる。
40' ユベントスの反撃。ネドベドが大きく左サイドをえぐるロングパス。これを受けたのはイアキンタ。上背をいかしてボールを確保し、デル・ピエロに浮かせ球を供給。ダイレクトにボレーシュートを狙ったデル・ピエロだが、シュートはクロスバーの上に外れる。

■前半(R2-1J)のまとめ
○先の試合に比べて、ユーベの攻撃の位置が高い。アルミロンが生んでいた停滞がなくなった効能? 負けているものの、現在のローマと「試合」が成立していることを、ポジティブにとらえたい。
○イアキンタが右に左にアタッキング! ローマを切り崩すことに成功している。
○アンドラーデからデル・ピエロやイアキンタへのフィードがうまく機能している。
○遅ればせながら、グリゲラがセリエAにデビュー。いきなりの大一番だが、うまくチームにフィットしている感。
×ノチェリーノが何度かクロスを上げたが、精度を欠く。中盤で潰し屋に徹しさせる方が本人のためか。

ローマの攻撃は苛烈きわまりないものですが、アンドラーデを中心に2失点におさえられました。戦前の悲観的なムードを一蹴するものといえるでしょう。また、イアキンタの献身的なオフ・ザ・ボールの動きが、カウンターを効果的に機能させたことも特筆に値します。

ここまでのスカッドと'K的評価点(10点満点)

   トレゼゲ7  イアキンタ8
      デル・ピエロ6
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
                     
ネドベド5.5  ザネッティ7  ノチェリーノ5

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
キエッリーニ5.5           グリゲラ5.5                   
    クリシート5  アンドラーデ7
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
       ブッフォン6.5

'k ´ー`)<続きはまた明日!

9/26 3:00追記
■後半の観戦メモ
後半開始。クリシートout、レグロッターリエin。トッティにしてやられた前半を鑑みて、精神的なショックを引きずらせないようにとの配慮か。前半終了までの勢いそのままに、ローマは押せ押せムード。
 3' ネドベドがドリブルでローマ陣内に進攻。シシーニョをあしらいつつ、デ・ロッシのファウルを誘う。貴重なリゴーレのチャンス。キッカーはもちろんデル・ピエロ。しかしボールはバーの上へ。
 7' ペッロッタの強烈なシュート。これをしのいだ直後、アンドラーデが倒れこむ。
 9' アンドラーデout、ビリンデッリin。グリゲラがセンターバックに入り、ビリンデッリが右サイドを担当。
11' タッディの顔面にレグロッターリエの右肘が入る。
14' ゴール正面でボールを受けようとするイアキンタに、ローマGKドニがヒップアタック。
16' 右サイドの奥、ゴールラインまでイアキンタが走りこみ、ロングフィードをキープする。
17' マンシーニout、ジュリin。ユーベを突き放したいローマだが、17、18、19分と連続してオフサイドに泣く。スピードは前半から衰えていないが、やや拙攻の感が目立ち始める。
29' デル・ピエロout、パッラディーノin。ジュリがよく動くものの、前半からフル活動していたローマは、ボールを持っているときのプレッシャーにかげりが生じるようになる。
38' キエッリーニが思い切ったオーバーラップ。シシーニョをかわし、ゴールライン近くまで左サイドを切り裂く。これに対応したのはタッディ。背後から足をひっかけるような形でキエッリーニを倒し、ルーズボールを確保したネドベドにも肘撃ちで襲いかかる。スパレッティ監督はタッディをブリギと交代させる。
42' イアキンタが右サイドを突破。メクセスに止められるが、それにしてもよく動く印象。
43' 左サイドの奥深く。キエッリーニが得意のロングスローでローマゴール前にボールを送り込む。待ち構えるイアキンタはディフェンダーをものともせず、バックヘッドでボールをローマゴールにねじ込んだ。ドニの対応が飛び出しか、待つかのどっちつかずだったことも幸いした。これでスコアは2-2。
48' 試合終了。イアキンタはウディネーゼ時代の恩師スパレッティと抱擁をかわし、互いの健闘を称えあった。

■後半のまとめ
◎最後まで献身的に走り回り、縦横無尽にユーベの攻撃を先導したヴィンチェンツォ・イアキンタに拍手。これにつきる。
○ラニエリの選手起用がことのほかアグレッシブだった。
×アンドラーデは左膝蓋骨腱断裂の疑いがあるとのこと。今期絶望か。

43分の同点劇は、イアキンタの功労が報われた、という感極まるシーンでした。照りつける陽射しの中を、最後まで走り続けたイアキンタ。どんなに劣勢であろうと、終了するまで試合を投げださない。「勝者のメンタリティー」ともいうべき、トップクラブが持つ粘りを体現してくれました。この試合を通して、多くのユベンティーノがイアキンタをゲストではなく、ヴェキア・シニョーラの一員として受けいれたことと思います。イアキンタは貴重な勝ち点1とともに、ファンからの信頼を、勝ち得たのです。

■終盤のスカッドと'K的評価点(10点満点)

              トレゼゲ5  イアキンタ8
    パッラディーノ6
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
                     
  ネドベド6  ザネッティ7  ノチェリーノ5.5

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
キエッリーニ6.5           ビリンデッリ6.5                   
    レグロッターリエ5.5  グリゲラ6.5
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
       ブッフォン6.5

'k ´ー`)<大一番をドローでしのいだユーベですが、アンドラーデの後釜問題など、課題はいまだ山積。試合全体の総括はまた明日!

NEXT MATCH...26日20:30 セリエAレッジーナ戦

2007/09/18 (Tue)

ウディネーゼ戦レビューその2。
速報:マウロ・カモラネージが負った右足の怪我は、全治二ヶ月に及ぶ可能性があるということです。

■デル・ピエロ&ネドベドの動きが重い?
右サイドの機能に比べて、本来ユーベが得意とする左サイドの攻撃性能が今ひとつでした。試合全体を通して、ネドベドに速さがありません。中央に切り込んでミドルシュートを撃つ、得意のパターンもつくれず。EURO予選のために試合感覚が開いたことが、35歳のカンピオーネにとってはかえってマイナスに作用したのかもしれません。すると、デル・ピエロまで精彩を欠きます。なぜならば、デル・ピエロが攻撃に専念する「お墨付き」こそ、ネドベドの攻守にわたるサポートだからです。ネドベドがカバーできないスペースが増えると、それをデル・ピエロがフォローしなくてはいけません。また、デル・ピエロは前半2度、後半にも1度、絶好の位置からのフリーキックを、決めることが出来ませんでした。バー、ポスト直撃という不運のせいですが、もしかすると契約問題が解決していない(フロントは2年契約、デル・ピエロサイドはそれ以上の複数年を希望している)ことが、メンタル面で影響を及ぼしているかもしれません。とはいえ、ラニエリがデル・ピエロ+ストライカー(トレゼゲorイアキンタ)を選択している以上、デル・ピエロの好不調だけにチームの明暗を押し付けるのは酷というものでしょう。

■サイドアタッカー不在が生む緩慢さ
カモラネージがピッチから離れると、ユーベに純粋なサイドアタッカーがいなくなってしまいます(サリハミジッチ、マルキオンニも負傷中)。サイドから切り崩すことが難しくなり、パスコースも限定され、相手チームにとって対処しやすいことになるわけです。ネドベドの運動量も落ちていますし……。となれば、中盤から飛び出して、攻撃参加するタレントがなおさら重要です。ひし形にしてトップにチアゴあるいはネドベドを配置したり、サラゴサ戦で試した4-3-3(1-2)といった形も試すべきかもしれません。監督のラニエリは柔軟性があるタイプではありませんが、ローマ戦のスカッドに注目です。

■アンドラーデの展開力という光明
この試合で、アンドラーデがタイミングの良い攻撃参加をみせました。ハーフウェイラインまで上がって、右サイドに鋭いスルーパスを出したり、ゴール前へのオーバーラップなど、いずれも攻撃に“怖さ”を作り出していました。ウディネーゼ戦を見る限りではビリンデッリとの相性がよさそうで、セリエAへの適応にも期待が持てそうです。

■現段階での希望スカッド4-3-3
         トレゼゲ 
デル・ピエロ         イアキンタ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
         ネドベド                 
   ザネッティ    ノチェリーノ
             (アルミロン)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
キエッリーニ           ビリンデッリ
(モリナーロ)                   
     クリシート  アンドラーデ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        ブッフォン
 

■現段階での希望スカッド4-4-2
 
   デル・ピエロ    トレゼゲ   
  (パッラディーノ) (イアキンタ)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
         チアゴ
ネドベド             ノチェリーノ 
        ザネッティ 
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
キエッリーニ           ビリンデッリ                   
     クリシート  アンドラーデ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
         ブッフォン

'K ´ー`)<グリゲラが使えるようになれば、多少は好転すると思うのですが……。
あとは冬の補強次第か。バラック獲りの噂も聞こえてきますが、さて。いずれにしても中盤のタレントがほしいところです。

NEXT MATCH...23日15:00 セリエAローマ戦

2007/09/17 (Mon)

9/16 15:00
home>   Juventus 0―1 Udinese   <away

前節の試合のレビューで、口酸っぱく評したアルミロン。
やってくれましたよ、ユーベの試合を完全に壊してくれました。

■カモラネージ&ビリンデッリの右サイドが奏功
前半、開始からカモラネージが退場する30分までは、比較的攻守のバランスが取れていました。その理由は2点。前節がそうだったように、中盤で停滞するボールを、自力で敵陣深くまで運ぶ能力をカモラネージが持っていること。そして、いろんな意味で攻撃的なゼビナに代わって、右サイドバックにビリンデッリが入ったこと。ビリンデッリがアンドラーデ、クリシートと3バック+1ウイングバック(キエッリーニ)の守備ブロックを形成し、ウディネーゼの3トップに対して数的不利を与えにくくしたわけです。

■カモラネージの負傷で暗雲立ち込める
28分。アーリークロスを放ったカモラネージが、その場でうずくまってしまいます。どうやら足首をひねた模様。ラニエリはノチェリーノを送り出します。これによって、中央のアルミロンかザネッティを経由する攻撃パターンが多くなりました。すると、俄然ユベントスの動きがトーンダウン。中途半端にボールを奪われては、ウディネーゼのカウンターを受けてしまいます。ディナターレをビリンデッリとアンドラーデが必死でおさえなければならず、攻撃ラインの押し上げができません。ゲームメーカーとしての期待が集まるアルミロンといえば、無難なバックパスや横(ディフェンダーへ!)パス、あるいはうろうろとキープすることに終始。前節と同様に、ボールがそこで止まってしまいます。ときおり意味不明なワンツーを要求しますが、中盤の底でそんなことされても、相手チームにとって何のゆさぶりにもなりません。たまにドリブルで持ち込もうとすると、相手のプレスにあっさり屈する始末……。むしろ、守備的要員のザネッティや、アンドラーデが積極的にボールを前線に届けるようになってしまいました。

■ヴェロン2世の現在地点は無責任ポーザー
後半。両チームともメンバーに変更はありません。
アルミロンが左サイドの奥へロングフィード。はじめて、攻守の素早い切り替えを自らが行います。これがネドベドにでも通れば、「これがアルミロンの価値なのか」と納得もできたのですが……。が! ボールは見事にウディネーゼ選手(ダゴスティーノ?)にドンピシャリ。これをすぐに前線に展開され、あわてて動き出したディフェンスラインの裏に通され、引きずり出されたブッフォンをディナターレのヘッド弾で崩されました。これが決勝点です。それ以外の場面では、左右に崩されはしたものの、決定的な場面はそう多く作らせませんでした。アルミロンの精度の低いフィードが、失点を招いと断言できます。

■ラニエリの決断はアルミロンと心中
ホームで先制点を奪われたユベントス。ラニエリ監督は、トレゼゲに替えてイアキンタ、ザネッティに替えてチアゴを投入します。「?」。もしアルミロンのフィードをいかすのであれば、トレゼゲ&イアキンタの2トップの方が的が増えますし、運動量で勝るザネッティを外す意図もよくわかりません。この後、チアゴのおかげか敵陣でシュートまで持ち込む形がいくつか生まれますが、3トップ以外の8人で守備をするウディネーゼを崩しきるにはいたりません。デル・ピエロのポスト直撃フリーキックなど、惜しい場面もありましたが、試合はそのまま終了。今期初黒星はホームで喫する事態となりました。デル・ピエロを残したのは、パフォーマンスを期待してのことではなく、メディアに対する免罪符-チームのアイドルには正否の責任が集中する-のような気がしてなりません。

■ディフェンスラインに飲み込まれるアルミロン
試合の終盤は、ほとんどアルミロンの独壇場。もちろんよくない意味で。
ロビングパスはまたもやウディネーゼへのピンポイントパス。
チアゴと並んで足を止める。そこで前に走ってコースを作れよ!
アンドラーデ、クリシートと並んでパス交換。
パスを出したら仕事は終わり。オフ・ザ・ボールっておいしい?
もう、なんていうか、頭が痛くなる……。
日本にもそういう「ゲームメーカー」がたくさんいるよね、というか……。
うーん。ひとまず直後のレビューはここまで。デル・ピエロ&ネドベドの不調、サイド突破能力の効能、きらりと光ったアンドラーデの展開力などについて、次の試合までに詳述します。

RETI(ゴール):
後半
◎2' s.t. ディナターレ(ウディネーゼ)

↑プラス評価……アンドラーデ、ザネッティ、ディナターレ
↓マイナス評価…アルミロン、デル・ピエロ&ネドベド

■この試合の先発と交代選手
 
     デル・ピエロ    トレゼゲ   
                        (11' s.t. イアキンタ)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ネドベド               カモラネージ
                  (30' p.t. ノチェリーノ)
    ザネッティ    アルミロン
   (11' s.t. チアゴ)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
キエッリーニ           ビリンデッリ                   
     クリシート  アンドラーデ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
         ブッフォン

'K ´ー`)<また明日、冷静なレビューをupします。
NEXT MATCH...23日15:00 セリエAローマ戦

プロフィール
HN:
'K (ダスケ)
誕生日:
2019/02/24
職業:
ペンゴロ
趣味:
ごろごろ
自己紹介:
ぐーたらしながら青春を無為に過ごす。マルチェロ・リッピの信奉者で、ユーベも02-03シーズンが一番好き。選手の好みはエドガー・ダービッツ、パベル・ネドベド、ジェンナーロ・ガットゥーゾ、ファン・パブロ・ソリンなどダイナモ系。デル・ピエロは別格のアイドル。05-06シーズンは独ブンデスリーガのカイザースラウテルンに熱視線を送るも、あえなく降格の憂き目にあった。梅のしが大好物。
09-10結果&チーム内得点ランク
16勝7分14敗 勝ち点55(7位)
8:デル・ピエロ
7:トレゼゲ
6:イアキンタ
5:アマウリ、ジエゴ
3:メロ、キエッリーニ、マルキジオ
2:カモラネージ、サリハミジッチ、グロッソ、カンドレーヴァ
1:カセレス、ジョビンコ、レグロッターリエ
08-09結果&チーム内得点ランク
21勝11分6敗 勝ち点74(2位)
14:デル・ピエロ
12:アマウリ、イアキンタ
7:ネドベド
3:キエッリーニ、マルキジオ
2:ジョビンコ、メルベリ、グリゲラ、ザネッティ
1:マルキオンニ、カモラネージ、レグロッターリエ、ポウルセン、トレゼゲ、サリハミジッチ
07-08結果&チーム内得点ランク
20勝12分6敗 勝ち点72(3位)
21:デル・ピエロ(得点王)
20:トレゼゲ
8:イアキンタ
5:カモラネージ
4:サリハミジッチ
3:レグロッターリエ  :キエッリーニ
2:ネドベド  :パッラディーノ
1:マルキオンニ  :シソコ  :グリゲラ
06-07結果&チーム内得点ランク
42試合 勝ち点85(1位)
20 デル・ピエロ "リーグ得点王"
15 トレゼゲ
11 ネドベド
9  パッラディーノ
5 ボジノフ
4 サラジェタ
3 カモラネージ、キエッリーニ
2 ザネッティ
1 パーロ、デ・チェリエ、ビリンデッリ、バルザレッティ、マルキオンニ、ブームソン、ビアンコ
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