テストと現況

仕事先から書き込みテスト
レビューを楽しみにしてくださっている方へ

'Kの仕事が修羅場に入ったため、
12月まで不定期のupとなります。
ですが試合はていねいにレビューしたいと考えておりますので、
遅筆ではございますが、よろしくお付き合いいただければと存じます。

アレはユーベと共に

16日23:09付けで、ユベントス公式HPから、アレッサンドロ・デル・ピエロと2010年6月までの契約を交わしたことが発表されました。http://www.juventus.com/it/news/detail.aspx?lml_language_id=0&trs_id=1203000&ID=12511。この件はシーズン開幕から今日まで、ナーバスな問題として進行してきました。ユーベ側が1年（08-09シーズンいっぱい）までの契約を提示したことに対し、デル・ピエロ側は2年以上の契約を求めていたものです。結果としては、クラブ側がデル・ピエロに大幅に譲歩することで決着したようですね。今期は精彩を欠く場面が目立っているデル・ピエロですが、クラブへの信頼が回復したであろう次節以降は、高いモチベーションを期待できるでしょう。なんといっても、セリエB降格・チーム崩壊の危機を救った英雄の１人。アレがいたからこそ、ユベントスにはブッフォンが残り、ネドベドが残り、カモラネージやトレゼゲはフロントに不満を抱えつつも、ディシプリンを保ってきたのです。この功績をないがしろにするようでは、見識が疑われるというものでしょう。とにもかくにも、バンディエラの残留確定で一安心です。

'k ´ー｀）＜ミランやインテル、パレルモへの移籍話まで飛び交っていただけに、チーム結束のためにも、これ以上ない朗報といえます。なお、今冬のマーケットでは、チアゴを放出してジウベウト・シウバ（アーセナル）を獲得する線が濃厚になっているそうです。

NEXT MATCH...21日20:30 セリエAジェノア戦

ヴィオラとの一戦はドロー。２位を堅持

10/7 15:00
home>   Fiorentina 1―1 Juventus   <away

インテル、ミラン、ローマに続かんとする、名門フィオレンティーナ。来期のチャンピオンズ・リーグ出場（４位以上）を狙うユベントスとしては、勝っておきたい対戦チームのひとつです。そのフィオレンティーナ、ホームの後押しを受けて、ムトゥとモントリーボ、左サイドのバルザレッティを中心として速攻を重ねてきます。しかし、トニが担っていた重量感が、どうにも足りない印象。ユベントスの堅固とはいえないディフェンス陣を、崩すにはいたりません。
対してユベントスは中盤のアンカーたるアルミロンが、今日もピリッとしません。22分の先制点は、アルミロンの「誤射」から生まれました。PA内に侵入していくトレゼゲに対して、アルミロンが馬鹿正直にロビングパスを送り込みます。ところが飛距離が足りず、間に入ったDFがクリア。このボールに対して、イアキンタが右足を合わせて、ゴール右隅に叩き込んだのでした。この一連の動きは、トレゼゲが相手DFを引き寄せるシャドーを担い、イアキンタにフリーの状態を作ったものです。つまり、本来はイアキンタにスルーパスを通せば、同様の決定機となったはずなのです。私がアルミロンを一向に評価できないのは、このような場面での視野・判断力を（すくなくともユーベでは）一度も発揮してくれない点なのです……。
試合は後半87分、ムトゥがリゴーレを決めて同点。ドローとなりました。この失点がまた問題で、ヴィエリのショットに対して、あろうことか両腕を広げてゴールに立ちはだかったのはレグロッターリエ。そして左肘の内側でボールを受けて、リゴーレを与えたという次第。普通、両腕は後ろに回すものなんですが。

○イアキンタ……この試合でも交代するまで献身的に走りまわる。
○ネドベド……アルミロンのフォローに走りまわる。
×サリハミジッチ……期待されるサイド突破のシーンはほとんどなく、試合から消えていた感。
×レグロッターリエ……ラインコントロールの努力は認めるが、PK献上の失態はいただけない。
？アルミロン……前半31分、モントリーボのシュートに対して、中途半端にカットしようとして、シュートコースを変える。ブッフォンの超反応がなければ失点していた。攻守の切り替えが遅く、トレゼゲやネドベドが戻ってフォローする始末。パス精度も相変わらず低い。前へのパスの成功率を計算したいくらいに、ひどい。

■この試合の先発と交代選手

 　　　トレゼゲ7.5　　　イアキンタ7.5
　　　　　　　　　　　 （77' デル・ピエロ）
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　

ネドベド6.5　　　　　　　　　　　　サリハミジッチ5
（71' パッラディーノ）
　　　　アルミロン6　ノチェリーノ7
　
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
モリナーロ6　　　　　　　　　　　　グリゲラ6　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　キエッリーニ6　 レグロッターリエ5.5
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　 　　　　ブッフォン6.5

'k ´ー｀）＜信心改まっても、レグロッターリエは、やはりレグロッターリエだったという。

NEXT MATCH...12日19:30 Young Boys（詳細不明。イベントかしら）

トリノ・ダービー勝利！ しかし観客が……

9/30 20:30
home>   Torino 0―1 Juventus   <away

トリノを本拠地とする２クラブの直接対決。通算221度めトリノ・ダービーです。
試合はともにプレッシャーの中、淡々と中盤の潰しあいが続きます。トリノがボールをキープ、ユベントスがカウンターを狙う展開。試合はあっという間に後半ロスタイムに入り、誰もがドローで痛み分けかと思った刹那－トレゼゴーーーーーーーーール！！！
どこへともなく放たれたアルミロンからのロビングを、トリノDFがクリアミス。ルーズボールに右足を伸ばしたトレゼゲが、まさに値千金の得点をあげました。

○コリーニ（トリノ）。長短のパス精度、判断力ともに衰え見られず。
×デル・ピエロが試合を追うごとに精彩を欠いていくような……。
×一部のユベンティーノが警官隊と衝突し、次節フィオレンティーナ戦にはユベントス側の観客は入場禁止処分を受けています。

■この試合の先発と交代選手

　　　デル・ピエロ6　　　トレゼゲ7.5
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　パッラディーノ6.5　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　（34's.t. サリハミジッチ6）　
ネドベド6   ザネッティ7　ノチェリーノ7
　　　　　　（24's.t. アルミロン6）　
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ノチェリーノ5.5　　　　　　　　　　　　グリゲラ6　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　キエッリーニ6　 レグロッターリエ6.5
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　 　　　　ブッフォン6.5

'k ´ー｀）＜試合が終了するまで勝利を追求する。それがユベントス勝利のメンタリティー！

NEXT MATCH...7日15:00 セリエＡフィオレンティーナ戦

雨中のレッジーナ戦詳報

9/26 20:30
home>   Juventus 4―0 Reggina   <away

古書のカビを吸い過ぎて、ダウンしておりました。
心はトリノ・ダービーに向いていますが、その前にレッジーナ戦のまとめ！

■前半の観戦メモ
25' ノチェリーノからパッラディーノへ。パッラディーノはダイレクトスルーパス。トレゼゲが反応してゴールを決めるが、線審はオフサイドとするが、明らかに誤審。
35' ザネッティが自陣からロングフィード。パッラディーノが頭で落とし、トレゼゲがシュート。惜しい。
39' 左CK。チアゴからの鋭いクロスをトレゼゲがヘッド。惜しい。
　　右CK。モリナーロが宇宙開発。

■前半のまとめ
○チアゴをトップ下に置く４－３－１－２がまずまず機能。チアゴのロフティド・パスがチャンスを作る。
×ノチェリーノは本当にハイクロスが下手だ。モリナーロも下手だ。
○でもノチェリーノとモリナーロには、妙な和やかさがある。
×得点できそうでできない。崩す一手、ひと工夫が足りない印象。

■後半の観戦メモ
3'  ノチェリーノが果敢にドリブルをしかけ、右CKを得る。ノチェリーノがコーナーへ。蹴ったボールはレグロッターリエの右足を経由して、先制点となるゴール！１－０。
4'  チアゴからパッラディーノへ縦のくさび。パッラディーノはすばやくシュートに持ち込み、左CKを得る。
5'  チアゴからトレゼゲへ。トレゼゲのミスキックでボールがGK前へこぼれる。レッジーナは全員足を止めている。サリハミジッチが反応して、ゴールに押し込む。２－０。
　　デル・ピエロとネドベドがベンチ外に出てストレッチを始める。
20' トリノの失点がスクリーンに表示され、スタンドが沸く。以降、なんらプレッシャーのないレッジーナを相手に楽なゲーム展開。
28' ネドベドとデル・ピエロがベンチに並んでピッチ上を凝視。「俺たちが出ればもっと追加点取るのに……」といった感じ。若手の動きに不満？
31' レッジーナの直接FKはブッフォンがセーブ。守備に戻っていたチアゴがゴールライン近くからモリナーロへ。モリナーロはザネッティに。ザネッティは大きく対角線を描くように、右サイド奥へ超ロングフィード。トレゼゲが相手DFを振り切り、単独でこれをキープ。飛び出してきたレッジーナGKを見て、余裕のシュートを決める。３－０。
32' サリハミジッチout、オリベラin。ブッフォンが顔をゆがめている。
33' ブッフォンout、ベラルディin。
レッジーナ、コッツァを投入。動けるのなら、もっと早くに入れるべきだった。以降、レッジーナの攻撃が良化するも、時既に遅し。守備を固めたユーベは余裕の構え。
46' この試合最大のハイライト。右サイドでしかけたオリベラが、ボールを奪われる。これをノチェリーノが自陣半ばで奪い返し、そのままドリブリング。ハーフウェイラインを越えたあたりでゴール前をチェック。振った右足から放たれた低弾道のクロスは、ワンバウンドしてパッラディーノの正面にどんぴしゃり。間にレッジーナの3選手がいたが、これらを無効にする素晴らしいアーリークロスになった。４－０。
　デル・ピエロは両手に持ったスパイクの甲を叩き合わせてパッラディーノを祝福。

○相変わらずトレゼゲ絶好調。実質この日２得点。
○最後までボールを追い続けたノチェリーノの姿勢。
×サリハミジッチとモリナーロの左サイド、リズムが合っていない。
×レッジーナの戦術テーマのなさ。これは今年こそ降格ですな……。

■この試合の先発と交代選手 
　　　パッラディーノ7.5　　トレゼゲ7.5
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　チアゴ6.5　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
サリハミジッチ6   ザネッティ7　ノチェリーノ7
（32's.t.オリベラ5）
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ノチェリーノ5.5　　　　　　　　　　　　ビリンデッリ6　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　クリシート5.5　 レグロッターリエ6.5
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　 　　　　ブッフォン6.5
          （33's.t. ベラルディ6.5）

'k ´ー｀）＜５節の中で、もっとも楽な一戦でしたね。さて、レコバとデル・ピエロのファンタジスタ対決が楽しみなトリノ・ダービーですよ!! なお、ブッフォンは腿に違和感を感じたとのことで、トリノ戦には問題なく出場するようです。雨でお腹を冷やしただけでは？、という話もあります。

NEXT MATCH...30日20:30 セリエＡトリノ戦