パルマ戦 2点差を追いつく

11/11
home>   Parma 2―2 Juventus   <away

　前半42分、後半12分と2点を先行される厳しい展開ながら、レグロッターリエ（後半31分）とイアキンタ（後半36分）の得点で踏ん張ったようです。残念ながらスカパーでの放映がないので、詳細は知りえません。ただし、チアゴが投入されてから得点が生まれていることがポイントだと思います。

■この試合の先発と交代選手

　　　　　　　　　　トレゼゲ
　　　デル・ピエロ
（1's.t.イアキンタ）
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パッラディーノ　　　　　　　　　　カモラネージ　
　　　 ザネッティ　　　ノチェリーノ
　　　　　　　　　　　（13's.t.チアゴ）
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
クリシート　　　　　　　　　　　グリゲラ
　　　　　　　　　　　　　　　（19's.t.サリハミジッチ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　キエッリーニ　レグロッターリエ　　
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　 　　　ブッフォン

'k ´ー｀）＜ラニエリはアルミロンを外してノチェリーノをファースト、チアゴをセカンドチョイスし始めた模様。

イタリア・ダービー今季第一戦

11/4
home>   Juventus 1―1 Inter   <away

試合開始直後から、ユベントスは高いラインを維持して、イブラヒモビッチの封じ込めに成功します。この戦術を支えているのは、ミラクル・キエーボ時代に将来を嘱望されたレグロッターリエ。インテルの強力無比なアタックをオフサイドトラップに絡め取っていきます。
41分。ユーベのラインディフェンスにほころびを作ったのは、インテルの右サイド・フィーゴの仕掛け。グリゲラの隙を突いて飛び出したクルスは、ブッフォンとの1対1の局面を制して、先制弾をゴールに沈めました。
後半に入って56分。フィーゴのボールに後ろから足を伸ばしたネドベドがファウルの判定を受けます。このアクションでフィーゴは怪我。ピッチの外へ。
59分。イブラヒモビッチの鋭いFK。ブッフォンが弾いたボールにカンビアッソが反応してゴールを奪いましたが、これはオフサイド。失点後も、ラインディフェンスは機能を保っていました。
61分。ネドベドout、イアキンタin。中盤がザネッティとノチェリーノという２枚の専業守備プレーヤーを配置してインテルに対抗したわけですが、前線にボールを届けるゲームメーカーが不在になるデメリットは否めません。まずはボールキープと突破力の期待ができるイアキンタを投入したのでしょう。
69分。デル・ピエロout、カモラネージin。そしてジョーカー、復帰したてのマウロ・ヘルマン・カモラネージをピッチに送り出しました。この間、インテル側はフィーゴに代えてブルディッソ、クルスに代えてスアソ。フィーゴに代えてブルディッソを入れたことで、チーム全体がカウンターシフトに移行しています。そこを突く形で、引いたインテルに対して、カモラネージが切れ味を思う存分発揮します。70分には単騎でピッチを半分近くドリブル突破しています。
77分。パッラディーノが左サイドで切り返してマイコンをかわし、クロス。イアキンタが頭で落としたボールを、カモラネージが右足でタッチ！ これが同点弾となります。
インテルは再攻撃にかかりますが、フィーゴがいないので、核となるイブラヒモビッチを抑えられると脅威を作り出せません。
86分。キエッリーニが空中戦のさなかイブラヒモビッチにバイオニック・エルボー。イブラはニヤリ。顔は笑ってますが、軽くキレていたようです。
そして試合終了。健闘をたたあう両軍の中で、イブラとキエッリーニが小突きあい。その後マスコミを通して互いを持ち上げたことで、騒動にはいたっていませんが、第二ラウンドも要注目の２人です。

■この試合の先発と交代選手

　　　　　　　　　　トレゼゲ
　　　デル・ピエロ
（69'カモラネージ）
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ネドベド　　　パッラディーノ
（61'イアキンタ）
　　　 　　ザネッティ　　　ノチェリーノ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
モリナーロ　　　　　　　　　　　グリゲラ
　　　　　　　　　　　　　　　（79'ゼビナ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　キエッリーニ　レグロッターリエ　　
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　 　　　ブッフォン

'k ´ー｀）＜カモラネージの復帰は何よりの朗報。また、失点はしましたが、現有戦力でインテルと分けたことは、大きく評価してよいと思います。

遅れ気味のミドルウィークレポ

イタリア･ダービーのレビュー前にエンポリ戦のまとめを。

10/31
home>   Juventus 3―0 Empoli   <away

“いじり屋”ラニエリ監督は、移籍をめぐって物議を醸しているチアゴ（http://jp.goal.com/jp/Articolo.aspx?ContenutoId=455655）を、あえて先発で起用してきました。モチベーションが良い方向に作用することを期待してか、それとも単にアルミロンへの信用が揺らいできたのか（練習試合の段階では重宝しているようですが……）。
この試合、エンポリが試合に対しての集中力を欠いており、ユベントスにとっては楽な展開でした。なお、スタンドにはトレゼゲのマンマがご来席。ユーベは彼に得点させようとしてか、アーリークロスをトレゼゲに集めます。

49分。チアゴの展開力と精度の高いパスが光ったシーン。チアゴからのロビングボールはトレゼゲにコネクト。エンポリはファウルで止めるのが精一杯。リゴーレをトレゼゲが真ん中低めにドスン！ 1―0。
54分。エンポリ、ジョビンコを投入。低い重心をいかしてのドリブリングに、キレのあるパスとクロス。やはりボールを持つと何かする気配を持っています。将来的にはユベントスにレンタルバックされることでしょう。
61分。ペナルティーエリア右からのFKはチアゴ。鋭いクロスをトレゼゲがヘッド!! 2―0。
69分。イアキンタに代わったデル･ピエロから。得意の左サイドをえぐり、中央に折り返す。チアゴが合わせてシュート。エンポリGKに弾かれますが、詰めてきたトレゼゲがトリプレッタ!!! 3―0。

■この試合の先発選手

　　　トレゼゲ　　　イアキンタ
　　　　　　　　　（59'デル・ピエロ）　
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パッラディーノ　　チアゴ　　　　サリハミジッチ
（72'カモラネージ）　　　　　　（84'マルキオンニ）
　　　　　　　  ザネッティ
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モリナーロ　　　　　　　　　　　　ビリンデッリ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　クリシート　　グリゲラ
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　　　 　　　ブッフォン

'k ´ー｀）＜トレゼゲの好調ぶりが止まりません。毎試合お母様に来席いただくのもよいかと。

ジェノア戦レポート

とほほ……一度書き上げたのにハングった。

10/21  20:30
home>   Juventus 1―0 Genoa   <away

昨シーズンはセリエBで首位を争っていた両チームの対戦。契約を2010年まで延長したデル・ピエロは、髪を短くか刈り込んで登場。往年のバッジォのようなたたずまいになってきました。試合はラインを上げようとするユベントスと、セリエBで培った中盤の強い寄せを継続するジェノアのせめぎあい。デル・ピエロがときおり単騎でしかけますが、トレゼゲと寸断されてしまってゴールに届きません。
21分。右サイドをデル・ピエロが突破。ネドベドにあわせるが、ネドベドのシュートはミスキック。
28分。ボリエッロにファウルしたレグロッターリエが、審判に暴言。イエローカードをもらいます。いつものニコラです。
30分。左サイドを持ち込んだデル・ピエロがジェノア2選手を小刻みなドリブルでかわし、飛び出してきたGKの足元を抜くシュート。惜しくも枠を外れます。
35分。モリナーロからのスローインを受けたネドベドは、すばやく右足でクロスを上げます。このとき、ジェノア守備陣がマークしていたのは、セットプレーで怖いトレゼゲ。マークの緩いデル・ピエロがするするとゴール前にあらわれ、右足のアウトサイドでボールをジェノアゴールに放り込みました。
後半に入って、両軍膠着状態。ユーベはトレゼゲ、ジェノアはディバイオのエースストライカーにボールが渡りません。ラニエリ監督は78分にデル・ピエロを下げてパッラディーノを、79分にザネッティを下げてアルミロンを投入しますが、戦況は変わりません。そのパッラディーノがファウルをとられたのは86分。このとき審判に暴言を吐いたとして、ラニエリがレッドカードを受けて退場しました。
こうなると、悪いことしか起きないもの。ロスタイムに入って92分。右コーナーキックからのルーズボールを確保しようとして、競った相手を倒してしまったネドベドがイエローカードを受けます。そして試合終了。かと思いきや、ネドベドがレッドカードを受けています！ これもまた審判に対してのアピールによるもののようですが……。2試合（ナポリ、エンポリ戦）の出場停止処分となっています。
実は昨年の12月にも、ネドベドはジェノア戦で一発レッドを受けた過去があります（http://lovejuventuswwe.blog.shinobi.jp/Entry/36）。どうも、相性のよくないチーム同士なのでしょうか。

■この試合の先発と交代選手

　　　デル・ピエロ　　　トレゼゲ
    （78'パッラディーノ）
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

ネドベド  ザネッティ　ノチェリーノ  サリハミジッチ
　　　　（79' アルミロン）　
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
モリナーロ　　　　　　　　　　　　グリゲラ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　キエッリーニ　 レグロッターリエ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　 　　　ブッフォン

'k ´ー｀）＜さて、パーロとジョビンコを貸し出し中のエンポリ戦です。

昇格組みとの連戦は1勝1敗

近2戦の結果をメモ的に。

10/27　20:30　
home>   Napori 3―1 Juventus   <away
開始1分、デル･ピエロの先制ゴール。しかし逆転を許しています。
3失点はネドベドとザネッティの不在が効いたものでしょうが、
ザネッティにかわって中盤のアンカーを担当したアルミロンの
パフォーマンスがいかばかりだったのか、気になるところです。
気になるというより、彼に因るところ大きいと思われます。

10/21  20:30
home>   Juventus 1―0 Genoa   <away
デル･ピエロが契約を更改して直後にのぞんだ。詳細をレポします。

'k ´ー｀）＜ジェノアといいナポリといい、そしてもちろんユベントスも、今期の昇格組みは強いですね。ナポリ戦で負けはしましたが、メンバーが整わない中ではしかたないでしょう。デル･ピエロにゴールが続いていることを、明るい材料として捉えたいです。