クラウディオ・ラニエリ解任さる！ 新監督はチーロ・フェラーラ!!

　ユベントスは、公式ページで前監督ラニエリ氏の解任と、フェラーラ氏の就任を発表しました。
(c)www.juventus

ｷ…(-＿-)ｷ(＿- )ｷ!(-　　)ｷｯ!(　　　)ｷﾀ(.　　ﾟ)ｷﾀ!(　ﾟ∀)ｷﾀ!!!
ｷﾀ━━━ヽ(ヽ(ﾟヽ(ﾟ∀ヽ(ﾟ∀ﾟヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉﾟ∀ﾟ)ﾉ∀ﾟ)ﾉﾟ)ﾉ)ﾉ━━━!!!

　遂にというか、ようやくというか、遅きに失した感もありますが！
　とにも！ かくにも！ 来季に向けて、明るいニュースです。
　我々は待っていたよ！ おかえりなさい、チーロ!!

'k ´ー`)＜事実上、リッピの院政時代の始まりというわけですにゃ！

ユベントスの混迷、止む気配なし。

5/17 Serie A TIM
TORINO - Stadio Olimpico
HOME≪JUVENTUS ２－２ ATALANTA≫AWAY

　いくらなんでもマズすぎる事態です。7戦して勝ち星がありません。いつの間にか、4位フィオレンティーナとの差は1ポイントに縮まってしまいました。
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　公式のトップページで「チャンピオンズ・リーグの出場権（4位からの予備選含む）を確保できたぞ！」と無邪気に喜んでる場合じゃありません。そんなレベルを目指したシーズンではないでしょうに……。世界中のファンがついている溜息は、安堵ではなく、落胆のそれですよ。現在のモチベーションやフロント事情では、こういった試合にしかならないことはわかっています。早く態勢を刷新すべきなのです。

　奇妙なスカッドの評価などはあらためて。


'k ´ー`)＜このところ、公私ともにショックな出来事が多くて疲れました……。とどめがこの試合（笑）。まるでユベントスの不調に、バイオリズムが同化してしまっている感じです。実際ラニエリ采配はストレス以外の何物でもないからなあ……。寝ます。

あぁ～……やっちまったなぁ！（よくない意味で）

5/10
Serie A TIM
MILANO - Stadio Giuseppe Meazza
HOME≪MILAN １－１ JUVENTUS≫AWAY

　絶好調のミランが、ラニエリの首を介錯してくれることを期待して見ました。こんなネガティブなスタンスで観戦するのは、初めてです……。

　昼の試合で、インテルがキエーヴォと２－２で引き分けたこともあり、ミランにとっては逆転優勝に向けてのモチベーションがたっぷり。
　対するラニエリ・ユーヴェは、ネドベドがサスペンションで出場停止。左サイドにはジョビンコが起用されるだろう、というのが大方の予想だったと思いますが……。
　左サイドの先発はマルキオンニでした。

( ﾟдﾟ)！

( ﾟдﾟ)

(ﾟдﾟ)

　言葉もないとはこのことですよ……。いつも通りの中へ中へ、ゴール前への侵入にこだわるプレイで、ベッカムがエバーフリー状態でした。アマウリとイアキンタがフォローのためにサイドへ走るってどういうことやねん、と。しかも、そうして手に入れたゴールチャンスもことごとく外すしね。そりゃあ、このスタイルでシーズン１得点という結果も、伊達ではないわけです。オマエな、どんだけ同僚ストライカーのチャンスを潰しとんねん！ と。

　先制は後半12分、ミラン。ゴール前でインザーギとアンブロジーニの交換からこぼれ出たボールを、セードルフが流し込んだもの。よし！ と思ったのもつかの間。直後の後半15分に、発奮したイアキンタがカモラネージのアーリークロスを頭で押し込み、同点。
(c)www.juventus
　今日は決めなくてもよかったのに……。

　その後、キエッリーニの胸ぐらをマルディーニがつかんだり（両者にイエローカード）、ロナウジーニョとカカがボールを奪いあったり（意味がわからない。出場機会をめぐって仲が悪化している？）、局所的に熱は発生したものの、全体的には不完全燃焼で終了した感。
　まあまあ、痛み分けということで、といった匂いがぷんぷん。なんだかなあ。
　

■この日のスカッド

　　ｱﾏｳﾘ　　ｲｱｷﾝﾀ
（s.t.30'ﾃﾞﾙ･ﾋﾟｴﾛ）
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ﾏﾙｷｵﾝﾆ　　　　　　　ｶﾓﾗﾈｰｼﾞ

　　　　ﾎﾟｳﾙｾﾝ　ｻﾞﾈｯﾃｨ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ﾃﾞ･ﾁｪﾘｴ　　　　　　　 　　ｸﾞﾘｹﾞﾗ
（s.t.28'ｾﾞﾋﾞﾅ）　　　　　　　　　　
　　　 ｷｴｯﾘｰﾆ　ﾚｸﾞﾛｯﾀｰﾘｴ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　ﾌﾞｯﾌｫﾝ

'k ´ー`)＜ゼビナとデ・チェリエの交代について、6時の段階では公式HPのMATCHに記載されていません。liveのログには載ってます。ゼビナが右に入って、グリゲラは左にシフトしてました。

エブレベ……？ ああ、あの時の主審じゃないか！

UEFA Champions League 2008
2009/05/06 20:45 CET
Stamford Bridge
CHEALSEA １－１ BARCELONA

　アウェイゴールのアドバンテージにより、バルセロナが決勝進出。マンチェスター・ユナイテッドとローマでヨーロッパの覇権を争うことになった。
　と、ここまでは結果。それよりも内容について……主審をつとめたTom Henning Ovrebo氏(NOR)のレフェリングが物議をかもしておりますな。
　不可解なハンドのスルー裁定やオフサイドの誤審などについて、試合中・試合後を含めてテリー、バラック、ドログバらの猛抗議を受けていた模様。ドログバは暴言を問われて何らかの処分を受けそうだし、チェルシーのヒディンク監督からは「プレミア同士の決勝を避けたいUEFAが望んだカードなんでしょ」と危険な発言が飛び出したり、ボジングワに至っては「買収されたんだろ」なんて吐き捨てちゃったみたいです。バルセロナはとりあえず勝ったので、事を荒立てたくはない様子ですが。そもそも、バルセロナだって超絶不利な裁定を受けてます（１点ビハインドでアビダルにレッドカード）。とにかく、このエグレベ氏がすさまじく雑な判断を連発して、試合を台無しにしてしまった感は非常に強いですね。
(C)Goal.com
　で、このノルウェー産レフェリーの名前、どこかで聞いたような覚えがあると思ってググったら……。何のことはない、≪ノルウェー 審判≫で、うちのブログが１番手に引っ掛かりましたよ（笑）。2008年6月14日付けの当ブログで、この主審についてモノ申していたんですね。「好（よ）き試合には、良き審判が必要である 」を参照されたし。
　EURO2008のイタリア－ルーマニア戦でイタリアのゴールシーンを数多く打ち消し、１－１のドローに追い込んでくれた主審と同じ名前・同じ国籍ですよ！

“試合終了後、ブッフォンが主審に渋い表情で声をかけていた。さすがに酷すぎた。”
“まるで●収でもされているかのような試合さばきでした!!”
などと記しており。そう、今回の騒動とダブります。
←このヒトがTom Henning Ovrebo(NOR)氏。

'k ´ー`)＜たぶん同一人物だろうなあ……。EUROの録画ファイルを引っ張り出して確認してみようかしら。

(ﾟ∀ﾟ) ネドベド2発！(ﾟ∀ﾟ) それでも勝てないユーヴェの現状

5/3
Serie A TIM
TORINO - Stadio Olimpico
HOME≪JUVENTUS ２－２ LECCE≫AWAY

(c)www.juventus
ネドベドの中距離砲健在ｺﾚｷﾀ――――(ﾟ∀ﾟ)――――!!
と、気分を強引に高めたところでレビューです。

　レッチェをホームに迎え、なんとか巻き返しをはかりたいユベントス。
ここでラニエリが送り出したメンバーは、この期に及んでまた面妖な今季初スカッド！（だと思う）
左からデル・ピエロ、イアキンタ、アマウリを並べる3トップに、中盤はネドベド、ザネッティ、カモラネージ。全員が前に前に出て行ってしまうので、ディフェンスラインと3センターの間がぽっかりと空いてしまいました。ラニエリはカモラネージやネドベドを、デコやランパードやバラックだと思っているのでしょうか。求める仕事がおかしいです。おそらくザネッティがアンカーをつとめたはずだけれど、いずれにしてもサイドががらがら。そこを自由に使うレッチェのカウンターにあたふた、というわけです。
　いざボールを奪い返しても、中継地点となる選手（４－４－２の時のチアゴやマルキジオの役）がいないため、パスをインターセプトされるシーンが続発。そして再びカウンターを受けるという悪循環。特にデ・チェリエの混乱ぶりは、目に余るものがありました。

　いつも書いていることなので、ラニエリの戦術的無策を形容する言葉も尽きてきました。選手を選んだだけで、４－３－３用にシフトした戦術を授けていないことは明白でしょう。すくなくとも、攻守の切り替えがまったくできていない時点で、大失敗です。
　プレイ中の選手、観戦中のティフォージ双方から「やってられない」感が漂い、雰囲気は最悪。
　11分に喫したKonanのゴールは、半身ぶん、Konanのオフサイドでした。ですが、すべての悪い流れが、「ゴール」という判定に結びついてしまったといえるでしょう。

　さすがにラニエリもマズいと思ったのか、後半から無理やり（2枚の交代枠を費やして）４－４－２に戻します。珍しく「対応」したわけですが、ならば初めから、奇策を弄すなと。
　まあ効果は上々で、高い位置でボールを扱えるようになったネドベドのドッピエッタが生まれます。逆転！
(c)www.juventus
　ところが、今のユーヴェは守りきることができません。ロスタイムに左サイド深くからのクロスをCastilloに頭であわせられ、同点。どうも最近、ユーヴェのお株である勝利のメンタリズムを、他チームに奪われたような試合が続いています。
　Castilloのマークを務めたデ・チェリエは、疲労からか足が止まっていました。Castilloは、先制点をあげたKonanにかわって後半36分に投入された選手。つまり、レッチェのディ・カーニオ監督の采配ズバリというわけですね。対してラニエリ・ユーヴェはセリエAのここ5試合で4分1敗、11失点（！）という、惨憺たる結果に。

　で、翌朝のガゼッタ１面はというと……。

≪ミラン5連勝！ ビアンコネリ（ユベントス）との差は4ポイントに広がる≫といった大見出し。一方のユベントスは……といった流れで沈痛な表情のブッフォン。
哀しいったらありません。

■この日のスカッド

ﾃﾞﾙ･ﾋﾟｴﾛ　　ｲｱｷﾝﾀ　　ｱﾏｳﾘ
（s.t.1'ﾎﾟｳﾙｾﾝ）
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ﾈﾄﾞﾍﾞﾄﾞ　　　　　　　　ｶﾓﾗﾈｰｼﾞ
　　　　　　　　　　　  （s.t.1'ﾏﾙｷｵﾝﾆ）
　　　　　　ｻﾞﾈｯﾃｨ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ﾃﾞ･ﾁｪﾘｴ　　　　　　　 　　ｸﾞﾘｹﾞﾗ
　　　　　　　　　　　 （s.t.36'ｾﾞﾋﾞﾅ）
　　　 ﾚｸﾞﾛｯﾀｰﾘｴ　ﾒﾙﾍﾞﾘ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　ﾌﾞｯﾌｫﾝ

'k ´ー`)＜……。次節のミラン戦で、勝ち負けできる状態ではないような気がします。スペインのクラシコのような結末（○ﾊﾞﾙｾﾛﾅ６－２ﾚｱﾙ･ﾏﾄﾞﾘｰ×）でも驚きませんとも。