01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
10/09/12 サンプドリア [H]△3-3
10/09/19 ウディネーゼ [A]○0-4
10/09/23 パレルモ [H]●1-3
10/09/26 カリアリ [H]○4-2
10/10/03 インテル [A]△0-0
10/10/17 レッチェ [H]○4-0
10/10/24 ボローニャ [A]△0-0
10/10/31 ミラン [A]●1-2
10/11/07 チェゼーナ [H]○3-1
10/11/11 ブレシア [A]△1-1
10/11/14 ローマ [H]△1-1
10/11/21 ジェノア [A]○2-0
10/11/28 フィオレンティーナ [H]△1-1
10/12/05 カターニア [A]●1-3
10/12/12 ラツィオ [H]○2-1
10/12/19 キエーヴォ [A]△1-1
11/01/06 パルマ [H]●1-4
11/01/10 ナポリ [A]●3-0
11/01/16 バーリ [H]○2-1
11/01/23 サンプドリア [A]△0-0
11/01/31 ウディネーゼ[H]●1-2
11/02/03 パレルモ [A]●2-1
11/02/06 カリアリ [A]○1-3
11/02/14 インテル [H]○1-0
11/02/20 レッチェ [A]●2-0
11/02/27 ボローニャ [H]●0-2
11/03/06 ミラン [H]●0-1
11/03/13 チェゼーナ [A]△2-2
11/03/20 ブレシア [H]○2-1
11/04/03 ローマ [A]○0-2
11/04/10 ジェノア [H]○3-2
08-23 JUV1-0Chievo
08-30 Roma1-3JUV
09-12 Lazio0-2JUV
09-19 JUV2-0Livorno
09-24 Genoa2-2JUV
09-27 JUV1-1Bologna
10-04 Palermo2-0JUV
10-17 JUV1-1Fiorentina
10-25 Siena0-1JUV
10-28 JUV5-1そ
10-31 JUV2-3Napori
11-07 Atalanta2-5JUV
11-22 JUV1-0Udinese
11-29 Cagliari2-0JUV
12-05 JUV2-1Inter
12-12 Bari3-1JUV
12-20 JUV1-2Catagna
01-06 Parma1-2JUV
01-10 JUV0-3AC Miran
01-17 Chievo0-1JUV
01-24 JUV1-2Roma
01-31 JUV1-1Lazio
02-07 Livorno1-1JUV
02-14 JUV3-2Genoa
02-18 EL Ajax1-2JUV
02-21 Bologna1-2JUV
02-25 EL JUV0-0Ajax
02-28 JUV0-2Palermo
03-07 Fiorentina1-2JUV
03-11 EL JUV3-1Fulham
03-14 JUV3-3Siena
03-18 EL Fulham4-1JUV
03-21 Sampdoria1-0JUV
03-25 Napoli3-1JUV
03-28 JUV2-1Atalanta
04-03 Udinese3-0JUV
04-11 JUV1-0Cagliari
04-16 Inter2-0JUV
04-25 JUV3-0Bari
05-02 Catania1-1JUV
05-09 JUV2-3Parma
05-15 Milan3-0JUV
UEFA Champions Legue
09-15 JUV1-1Bordeaux
09-30 Bayern0-0JUV
10-21 JUV1-0Maccabi Haifa
11-03 Maccabi Haifa0-1JUV
11-25 Bordeaux2-0JUV
12-08 JUV1-4Bayern
home> Modena 0-1 Juventus <away
直前に指摘(http://lovejuventuswwe.blog.shinobi.jp/Entry/54)したように、デシャン監督は守備を重視して、前節に続きジャンニケッダとザネッティを中盤に起用してきました。試合はセリエB残留争い真っ只中にあるModenaのホーム。やっぱり観客が入ったスタジアムはいいものです。まずはこの日のフォーメーションから。
4-4-2
トレゼゲ
デル・ピエロ
(77'ボジノフ)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ネドベド カモラネージ
ジャンニケッダ ザネッティ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
バルザレッティ ゼビナ
キエッリーニ ブームソン
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ブッフォン
試合はユーベが攻め立て、Modenaは時折カウンターをしかける程度。とにかく負けたくないModenaはゴール前に選手を敷き詰め、なんとかユーベの攻撃を凌ぐ展開が続きます。
前半。バルザレッティが持ち込み、ネドベドにスイッチしてチャンスメイク。デル・ピエロがお膳立てして、ザネッティかカモラネージがシュートを外す形が多い。
人がひしめくゴールを遠巻きに攻めるため、飛び出してくるザネッティたちに合わせるボールが多くなってしまうのだろう。とはいえ圧倒的に攻めて得点が奪えないのは不安になる。
後半。前半同様ネドベドが攻守の基点。ゼビナが積極的に攻め上がるようになり、両サイドからの崩しをしかけるが、決定機を作り出せない。
77分、デル・ピエロを下げてボジノフを投入。前線にカンピオーネ4人がひしめいているので、彼やサラジェタ、パッラディーノはこうした貴重な出場機会に結果を残すしかない。その期待にこたえたのは87分。Modenaゴール前で弾かれたボールは右サイドへ。ボジノフがきりきり走ってスローインへ。受けたカモラネージはすぐにボジノフへ戻す。これをボジノフがゴール前へクロス。トレゼゲに合わせさせまいと突っ込んできたModenaDFが見事なダイビングヘッドでオウンゴール! 残り少ない時間での先制点に結びついた。
その後Modenaもロスタイム4分をいかして逆襲を狙うも、フリーのシュートもブッフォンに阻まれて試合終了。
ボールポゼッションはユーベ57%。枠内シュート7本、枠外13本と拙攻が目立つ結果となったが、とにかくアウェイで無失点。ブームソンが復帰して安定感を増した守備にまずまずの手ごたえを得た試合になった。
次節piacenzaは3月4日、この試合と同じく現地20時30分開始の予定です。
k ´ー`) なんとか勝ててひと安心。今日はすがすがしく仕事に臨めそうです(笑)。
日本時間では28時40分の開始です。
ここ2戦は日本時間23時からのデイゲームだったので観戦しやすかったのですが
、
社会人にはライブ観戦が厳しい時間帯ですね。しかも海外サッカーフリークに
とっては、チャンピオンズ・リーグ疲れがドッと出ている頃でしょうから。かく
いう私もそうですが(笑)。
さて、招集メンバーは以下の通りとなっています。
1 Buffon
2 Birindelli
3 Chiellini
6 Zanetti
8 Giannichedda
9 Bojinov
10 Del Piero
11 Nedved
12 Mirante
13 Piccolo
14 Balzaretti
16 Camoranesi
17 Trezeguet
18 Boumsong
19 Paro
22 Belardi
25 Zalayeta
27 Zebina
32 Marchionni
前節4-0で勝利したとはいえ、アウェーでの連続失点は続いています。この状況
を払拭するべく、デシャン監督は前節と同様、中盤の底にザネッティとジャンニ
ケッダを並べてくるのではないかと思われます。
k ´ー`)サビオラやトーニなど、まことしやかに囁かれている移籍情報が気に
なるところですが、気になるといえばゼビナが「残ってもいいかなぁ」という趣
旨の発言を公式サイト上でしています。はて、ACミランと事実上合意とも言われ
ておりますが……。何か心境に変化があったのかしらん。
home> Juventus 5-0 Crotone
19位のCrotoneを迎えての一戦。前節は守備の乱れから2点差を追いつかれてしまったユベントス。失点の原因となったレグロッターリエがベンチ外となり、ゼビナ、ブームソンが復帰してきました。
まずはこの日のフォーメーションから。
4-4-2
トレゼゲ
デル・ピエロ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ネドベド カモラネージ
(68'マルキオンニ)
ジャンニケッダ ザネッティ
(40'パーロ)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
バルザレッティ ビリンデッリ
キエッリーニ ゼビナ
(82'ブームソン)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ブッフォン
チームのアイドル、アレッサンドロ・デル・ピエロの華麗なボールさばきを堪能できた90分。試合レポートは近日UP!
↓↓↓以降2/19追記↓↓↓------------------------------------------------------------
前節、守備の破綻を露にしてしまったユベントスに、本職のセンターバック・ブームソンが復帰。しかしデシャンが起用したのは、こちらも怪我明けのゼビナ(本来は右サイドバック)だった。なお、ゼビナ自身はクラブとの不和が明らかで、来期はACミランへの移籍がほぼ確定している。他で目立ったところは中盤にジャンニケッダ+ザネッティという守備的なタレントを2枚敷いたこと。どちらかといえば攻撃的なパーロとの組み合わせに比べて、ペナルティアーク近辺の厚みを増す方向を採ったのだろう。
試合開始。
ホームのスタディオ・オリンピコには、ユベンティーノがそれなりに入場。アウェイの厳しさからは解放されそうだ。
3分。センターライン手前からカモラネージが長いスルーパス。トレゼゲが合わせるもゴールならず。この後4分、5分と立て続けにいいボールがトレゼゲに集まるが、ゴールを奪えない。一方右サイドでカモラネージが余裕のある組み立てを見せる。1対1でボールを奪われそうな場面がほとんど無い。
10分。FKを得てキッカーはビリンデッリ。この人のFKってあんまり見たことないけど……。枠外へはずす。
ここまでの流れでは、ビリンデッリが上がればゼビナが開いて右サイドをカバー。その逆といった感じで、ゼビナのセンターバックはそれなりにフィットしている様子。
15分。CROTONEのCK。ゴール正面からのシュートにつなげられ、ヒヤリとする。
17分。右CKからのクロスが弾かれた先は、ペナルティアーク付近のネドベド。左足を振りぬくと、ボールは相手DF2人に当たりながらゴールマウスへ。攻め続けて幸先のよい先制点となった。1-0。
ちなみに相手GKソビエーロって、たぶん中村俊介がレッジーナにいた時のGKだと思う。
23分。左のCKはショートコーナー。これを受けたバルザレッティがゴール前のデル・ピエロに合わせようとして、そのままゴールになだれ込む強烈な一撃に! 2-0。
40分。ザネッティがイエローカードを受けてパーロと交代。パーロは元CROTONEの所属だったそう。
44分。この試合きわめつけのシーンがこれ。ペナルティアークでボールを受けたデル・ピエロはボールを足元で右に出し、直後左にコントロール。そのまま左足で狙いすましたシュート! 前半終了間際に相手を突き放して3-0。
これで勝負あった、と思いたいところだが、試合のテーマは勝つことだけではない。
そう、6試合連続失点中の今、無失点でこの試合を終えることが至上命題なのだ。
後半開始。前半と同様に、トレゼゲにボールが集まりGKと1対1の場面も生まれるのだが……決めきれない。だが、彼が目立つ動きをしてくれるおかげで、セカンドトップのアレ(ッサンドロ・デル・ピエロ)に自由なスペースと時間を与えてくれる。ゴール前でひと呼吸つけるタイミングさえあれば、この芸術家の妙技は健在だ。
65分。右サイドでボールを持ったアレがゴール前に切り込む。対角線を描くように、トレゼゲがゴール右サイドに走りこむ。トレゼゲの動き出しに相手ディフェンスが対応した一瞬の隙。フリーのデル・ピエロはゴール左隅をとらえるシュートを放っていた。ドッピエッタ!! 4-0。
さすがに試合の大勢は決した。あとはトレゼゲにゴールを決めて欲しいといった雰囲気だ。ところが相変わらず決定機に決められないシーンが続く。ポスト役としては十二分に機能しているが、やはりストライカーは点が欲しい。苦笑いをするしかないトレゼゲはちょっとさびしい。
しかたがない(?)まま79分の攻撃。ゼビナが中央に楔のパスを通す。これを受けたのはトレゼゲ。すぐさま左のデル・ピエロとパス&ゴー。相手DFはトレゼゲを無視するわけにもいかず、開いたスペースをデル・ピエロが見逃さずに突っ込んでシュート。トリプレッタ!!! 5-0。
喜んだネドベドがアレの後ろからランニング・ネックブリーカー(笑)。トレゼゲは微妙な表情で、それでも駆け寄ってきてハグハグ。さて、あとはトレゼゲにゴールを決めてもらって、気持ちよく試合を締めたいところ。ところがこればかりはうまくいかず……。
そして試合終了。ボールポゼッションは60%で完璧な試合内容を示している。デル・ピエロが中心になってユーベを引っ張っている、そしてチームメイトも彼へのリスペクトを絆にしてまとまっている印象を強く残すゲームとなった。バックパスをブッフォンが後逸するミスはあったものの(このときのデシャンの表情が怖いったら! フランスの闘将健在也)、結果として無失点で試合を終えたことも好ましい。今後に向けてネジを締めなおせたのではないだろうか。また、Napoliが引き分けたため、23節を終えた時点で2ポイント差。ふたたび単独首位に立った。
k ´ー`) 5点めを取った後のトレゼゲの切ない表情が……。次は決めてね!
home> Vicenza 2-2 Juventus <away
この試合から、スカイパーフェクトTV! で待望のlive放映が始まりました。
以降、できるだけ観戦してからレポートをupしていきたいと考えています。
まずはこの日のフォーメーションから。
基本4-4-2
パッラディーノ
デル・ピエロ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ネドベド マルキオンニ
ザネッティ パーロ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
バルザレッティ ビリンデッリ
キエッリーニ ピッコロ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ブッフォン
最終4-1-3-2
トレゼゲ
デル・ピエロ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
パッラディーノ カモラネージ
ネドベド
パーロ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
バルザレッティ ビリンデッリ
レグロッターリエ ピッコロ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ブッフォン
スコアだけでははかりしれない失望を味わったので、
あらためて詳述します。
k ´ー`) 二コラ、キエーヴォ時代の君は輝いていたのに……。
↓↓↓以降2/14追記↓↓↓------------------------------------------------------------
セリエ全体で無観客試合が行なわれる中、この試合は観客を収容して行なわれた。
アウェイVicenzaのファンが大挙押し寄せている光景が印象的。相手がユベントスとあれば、選手にとっても一世一代の晴れ舞台だ。気合の入り方が違う。
ユベントスは最終ラインのセンターにピッコロとキエッリーニ。攻撃面はともかく、守備の局面では相変わらずブッフォンにすがるほかない現状をうかがわせる。
試合が動いたのは6分、ブッフォンからフィードはネドベドへ。
パッラディーノが見事な飛び出しでスルーパスにあわせて、ゴールを奪う。0-1。
この後も再三パッラディーノがタイミングのよい動き出しを見せる。サイドもこなすタレントの持ち主だが、1TOPも張れる器用なタイプだ。守備の場面では、ネドベドがゴール前まで戻ってボールを奪い返すシーンが多く見られた。ザネッティも過不足無くフィルターとして機能している。中盤から前は間違いなくセリエBでは図抜けたスカッドだろう。
後半。ビリンデッリがカットしたボールは右サイドを経由してセンターへ折り返し。これをザネッティがネドベドにスルー。ネドベドは一瞬の判断でゴール前に抜け出そうとするデル・ピエロの前へスルーパス。
相手GKと1VS1になったデル・ピエロは難なくボールを押し込み、0-2。
ここでキエッリーニが怪我を訴え、レグロッターリエと交代。怪我帰りとはいえ、本職のセンターバックであるレグロッターリエの復帰は嬉しい。……はずだったのだが、この交代を境に展開が歪み始める。
サイドをえぐられて、クロスをゴール前に折り返される機会が増えた。
もともと右サイドのビリンデッリが、ピッコロをカバーするため中央に寄り気味だったところ、キエッリーニに比べてレグロッターリエが動かないので、結果として「クロスの受け手」が動き回れる自由を与えてしまっている。ブッフォンがファインセーブで危機を防いでいたが、案の定73分には右サイドからのクロスを折り返されて、ゴール前で受けたナストスにゴールを奪われてしまった。1-2。
ナストスのトラップも見事だったが、問題はレグロッターリエ。
頭を右往左往させるばかりで、ボールホルダーに詰める意識がまったく感じられない。
「あれ、今詰めるのオレですか」みたいな顔つきをしている。そのためのセンターバックだろうに。
そして78分、また同じ形でクロスをペナルティアーク付近に折り返され、待ち構えていた俊英パオネッサに狙い済ましたシュートを打たれる。2-2。
このときも、やはりレグロッターリエがボールに詰めていればパオネッサに渡るボールは精度を欠いていたはずなのだ。集中力、緊張感をまったく欠いている。これではパーロ、ザネッティもずるずると下がるしかなく、せっかくのカモラネージ、トレゼゲも試合から消えてしまう。結果、ポゼッションでも48%と遅れをとった。
後半レグロッターリエを投入してからの試合内容は、惨敗に等しい引き分けだった。
この結果、勝ち点でナポリに追いつかれ(40)、首位タイ―。
ユベントスが5分間で2点差を追いつかれる。
ラッキーゴールなどではなく「戦術的に崩され」、かつ「選手のミス」によって。しかも相手はACミランでもインテルでもない。セリエBの16~18位をうろうろするチームにである。
非常事態と言っていい。ユベントスというクラブにとって、スコア0-2の時点で、勝利は確実のものと考えてよかったのだ。これまでは。しかし、この6試合は連続失点。ブッフォンのパフォーマンスが落ちているわけではない。むしろ孤軍奮闘している。だが―レグロッターリエも頼りにならない以上(さすがは金のバケツ受賞者だ!)、最終ラインの破綻は明らか。トゥドルは故障回復の目途が立たず契約を解消されそうだし、R.コバチも手術をしたばかり。このままでは、早晩敗戦してしまうだろう。そして一度勝ち点を取れない試合があれば、それだけで昇格圏内から滑り落ちてしまう状況なのに―。
セリエA復帰をにらんで冬の移籍市場を終えたユーベ首脳陣は、もしかしたら大変な不始末を犯してしまったのではないか? 確実に即戦力となるDFを補強すべきだったのではないだろうか?
もし、もしも今期の昇格を逃がしてしまったら。かつてトリノがそうであったように、セリエBの泥沼に引きずりこまれないと誰が保証できよう。
とにかくニコラ・レグロッターリエの剣呑ぶりが酷かった。
かつては将来を嘱望されたタレントだったのだが―。
これならデシャンが現役復帰してくれた方が300倍安心だ。
たとえばネドベドをリベロ的に配置するなど、大手術を行なわなければ、いずれ大敗を喫することになるのではないか、と危惧を覚えた。もちろん、杞憂であってほしいのだが。
次節17日Crotone戦も、選手層は変わりないはず。デシャン監督の腕に期待したい。
k ´ー`) とにかく想像以上に深刻。たとえば下のような極端な構成も試すべきかもしれないですよ。レグロッターリエに隠れてピッコロのパフォーマンスもかなりひどかったし……。
トレゼゲ(ボジノフ、サラジェタ)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
パッラディーノ デル・ピエロ マルキオンニ
パーロ デ・チィェリエ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
バルザレッティ ザネッティ ネドベド ビリンデッリ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ブッフォン
■2/3-4 カルチョ全公式戦の中止
さて、いよいよ本日23:55からRimini戦生放送……の予定だったのですが、2日のカターニア-パレルモ戦で起こった暴動と、鎮圧にあたった警察官に死者が出たことから、イタリアでは国内すべての公式戦が中止となっています(現状では3~4日の公式戦)。一部のティフォージの暴走とはいえ、英プレミアリーグのような、家族が楽しめる環境とは言い難い昨今のカルチョ。とりまく厳しい状況を考えると、これを機にイタリアサッカーの在り方について、内外から問題が噴出しそうな情勢です。
■セリエBの現順位表
気を取り直してここまでのまとめ。21節を経過してユベントスが単独の首位に立っています。ペナルティーの影響で、勝ち点だけを考えると上位が団子状態。しかし「得失点差24」が示すように、以下のチームと圧倒的な戦力差を発揮しているといえるでしょう。このままのペースでいけば、セリエAへの自動昇格圏内である2位以上を確保できると思われます。問題はブームソン、R.コバチ、トゥドル不在のセンターバック陣。Bari戦のピッコロ&ジャンニケッダの動きを見る限り、ゴール前の守備は草サッカーレベルです。どうにかしないと。なお、コバチは右足首の手術を受けた模様。復帰は早くて8週間かかるとのこと……。
チーム 勝利/引き分け/敗戦/勝ち点/得失点差
ユベントス 14/6/1 /39 /+24
ナポリ 9/10/2 /37 /+9
ボローニャ 11/4/6 /37 /+8
マントーヴァ 9/9/3 /36 /+9
ジェノア 10/6/5 /36 /+7
k ´ー`) カルチョ禍はどうにもなりませんねえ……。カルチョの魅力のひとつは、中世以来の都市国家の図式を引きずっている対抗意識だと思ってます。だけど、その意味合いを拡大解釈するとケンカ上等の世界になってしまう、と。いっそのこと今期は残り試合すべてテレビマッチにするくらいの荒療治もアリではないでしょうかね。
8:デル・ピエロ
7:トレゼゲ
6:イアキンタ
5:アマウリ、ジエゴ
3:メロ、キエッリーニ、マルキジオ
2:カモラネージ、サリハミジッチ、グロッソ、カンドレーヴァ
1:カセレス、ジョビンコ、レグロッターリエ
14:デル・ピエロ
12:アマウリ、イアキンタ
7:ネドベド
3:キエッリーニ、マルキジオ
2:ジョビンコ、メルベリ、グリゲラ、ザネッティ
1:マルキオンニ、カモラネージ、レグロッターリエ、ポウルセン、トレゼゲ、サリハミジッチ
21:デル・ピエロ(得点王)
20:トレゼゲ
8:イアキンタ
5:カモラネージ
4:サリハミジッチ
3:レグロッターリエ :キエッリーニ
2:ネドベド :パッラディーノ
1:マルキオンニ :シソコ :グリゲラ
20 デル・ピエロ "リーグ得点王"
15 トレゼゲ
11 ネドベド
9 パッラディーノ
5 ボジノフ
4 サラジェタ
3 カモラネージ、キエッリーニ
2 ザネッティ
1 パーロ、デ・チェリエ、ビリンデッリ、バルザレッティ、マルキオンニ、ブームソン、ビアンコ